1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 ハ 問8

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ハ 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

大断面集成材を用いた木造建築物に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 梁材の曲がりの許容誤差は、長さの1/1,000とした。
  • 集成材にあけるドリフトピンの下孔径は、ドリフトピンの公称軸径に2mmを加えたものとした。
  • 集成材にあける標準的なボルト孔の心ずれは、許容誤差を±2mmとした。
  • 接合金物にあけるボルト孔の大きさは、ねじの呼びがM16未満の場合は公称軸径に1mmを、M16以上の場合は1.5mmを加えたものとした。

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この過去問の解説 (2件)

01

木造建築物の問題でも数字が多くでますが、ポイントを押さえて暗記してみてください。

選択肢1. 梁材の曲がりの許容誤差は、長さの1/1,000とした。

設問通り、梁材の曲がりの許容誤差は、長さの1/1,000です。

選択肢2. 集成材にあけるドリフトピンの下孔径は、ドリフトピンの公称軸径に2mmを加えたものとした。

×

集成材にあけるドリフトピンの下孔径の孔の径の許容誤差は、

特記がなければピン径と同径です。

選択肢3. 集成材にあける標準的なボルト孔の心ずれは、許容誤差を±2mmとした。

集成材にあける標準的なボルト孔の心ずれは、許容誤差は±2mm以内です。

選択肢4. 接合金物にあけるボルト孔の大きさは、ねじの呼びがM16未満の場合は公称軸径に1mmを、M16以上の場合は1.5mmを加えたものとした。

接合金物のボルトの孔あけ加工の大きさは、

ねじの呼びがM16未満の場合は公称軸径に1mmを加えたものとし

M16以上の場合は1.5mmを加えます。

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02

今後大型建築物においても木材を使用する機会が多くなります。木造建築物については試験だけでなく実務に活かせると思いますのでしっかり勉強してください。

選択肢1. 梁材の曲がりの許容誤差は、長さの1/1,000とした。

設問の通りです。梁材の曲がりの許容誤差は、長さの1/1,000とします。

選択肢2. 集成材にあけるドリフトピンの下孔径は、ドリフトピンの公称軸径に2mmを加えたものとした。

設問は誤りです。集成材にあけるドリフトピンの孔の径の許容誤差はありません。ドリフトピンの下孔径は公称軸径とします。

選択肢3. 集成材にあける標準的なボルト孔の心ずれは、許容誤差を±2mmとした。

設問の通りです。集成材にあける標準的なボルト孔の心ずれは、許容誤差を±2mmで問題ありません。

選択肢4. 接合金物にあけるボルト孔の大きさは、ねじの呼びがM16未満の場合は公称軸径に1mmを、M16以上の場合は1.5mmを加えたものとした。

設問の通りです。

まとめ

数値を覚えるものが多くなりますが、頑張りましょう!

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