1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 ハ 問9

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ハ 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

建設機械に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ブルドーザーは、盛土、押土、整地の作業に適している。
  • ホイールクレーンは、同じ運転室内でクレーンと走行の操作ができ、機動性に優れている。
  • アースドリル掘削機は、一般にリバース掘削機に比べ、より深い掘削能力がある。
  • バックホウは、機械の位置より低い場所の掘削に適し、水中掘削も可能だが、高い山の切取りには適さない。

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この過去問の解説 (3件)

01

建設機械はそれぞれの役目をよく理解してください。

選択肢1. ブルドーザーは、盛土、押土、整地の作業に適している。

設問通り、ブルドーザーは、盛土、押土、整地の作業に適しています。

選択肢2. ホイールクレーンは、同じ運転室内でクレーンと走行の操作ができ、機動性に優れている。

設問通り、ホイールクレーンは同じ運転室内でクレーンと走行の操作ができ、

機動性に優れています。

選択肢3. アースドリル掘削機は、一般にリバース掘削機に比べ、より深い掘削能力がある。

×

アースドリル掘削機より、バース掘削機の方がより深い掘削能力があります。

機種と孔径によって異なりますが、アースドリルの掘削能力は50m程度、

リバースの掘削能力は70m程度です。

選択肢4. バックホウは、機械の位置より低い場所の掘削に適し、水中掘削も可能だが、高い山の切取りには適さない。

設問通り、バックホウは機械の位置より低い場所の掘削に適し、

水中掘削も可能ですが高い山の切取りには適していません。

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02

建設機械の名称・用途を写真や動画で確認しましょう。

選択肢1. ブルドーザーは、盛土、押土、整地の作業に適している。

設問の通りです。

選択肢2. ホイールクレーンは、同じ運転室内でクレーンと走行の操作ができ、機動性に優れている。

設問の通りです。

選択肢3. アースドリル掘削機は、一般にリバース掘削機に比べ、より深い掘削能力がある。

アースドリル掘削機より、リバース掘削機の方がより深い掘削能力があります。

よって誤りです。

選択肢4. バックホウは、機械の位置より低い場所の掘削に適し、水中掘削も可能だが、高い山の切取りには適さない。

設問の通りです。

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03

建設機械の問題については、ひっかけ問題を作りやすいので、呼称と用途をよく把握しておいてください。

選択肢1. ブルドーザーは、盛土、押土、整地の作業に適している。

設問の通りです。ブルドーザーは、盛土、押土、整地の作業に適しています。

選択肢2. ホイールクレーンは、同じ運転室内でクレーンと走行の操作ができ、機動性に優れている。

設問の通りです。ホイールクレーンは、同じ運転室内でクレーンと走行の操作ができ、機動性に優れています。

選択肢3. アースドリル掘削機は、一般にリバース掘削機に比べ、より深い掘削能力がある。

設問は誤りです。アースドリル掘削機は場所打ち杭工法で用いられる掘削機ですが、一般にリバース掘削機のほうがより深い掘削能力があります。

選択肢4. バックホウは、機械の位置より低い場所の掘削に適し、水中掘削も可能だが、高い山の切取りには適さない。

設問の通りです。バックホウは機械の位置より低い場所の掘削に適し水中掘削も可能ですが、高い山の切取りには適しません。

まとめ

リバース工法についても覚えておくと良いでしょう。

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