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1級建築施工管理技士の過去問 令和5年(2023年) 午前 ハ 問10

問題

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鉄筋コンクリート造の耐震改修工事における現場打ち鉄筋コンクリート耐震壁の増設工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
増設壁上部と既存梁下との間に注入するグラウト材の練上り時の温度は、練り混ぜる水の温度を管理し、10〜35℃の範囲とする。
   2 .
あと施工アンカー工事において、接着系アンカーを既存梁下端に上向きで施工する場合、くさび等を打ってアンカー筋の脱落防止の処置を行う。
   3 .
コンクリートポンプ等の圧送力を利用するコンクリート圧入工法は、既存梁下との間に隙間が生じやすいため、採用しない。
   4 .
増設壁との打継ぎ面となる既存柱や既存梁に施す目荒しの面積の合計は、電動ピック等を用いて、打継ぎ面の15〜30%程度となるようにする。
( 1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ハ 問10 )
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この過去問の解説 (2件)

6

この問題では、圧入工法を主に理解してみてください。

選択肢1. 増設壁上部と既存梁下との間に注入するグラウト材の練上り時の温度は、練り混ぜる水の温度を管理し、10〜35℃の範囲とする。

設問通り、増設壁上部と既存梁下との間に注入するグラウト材の練上り時の温度は、

練り混ぜる水の温度を管理し、10〜35℃の範囲とします。

選択肢2. あと施工アンカー工事において、接着系アンカーを既存梁下端に上向きで施工する場合、くさび等を打ってアンカー筋の脱落防止の処置を行う。

設問通り、あと施工アンカー工事で接着系アンカーを既存梁下端に上向きで施工する場合

くさび等を打ってアンカー筋の脱落防止の処置を行います。

選択肢3. コンクリートポンプ等の圧送力を利用するコンクリート圧入工法は、既存梁下との間に隙間が生じやすいため、採用しない。

×

コンクリート圧入工法は、ポンプなどで圧力を加えながら型枠内部に

打ち込む工法です。既存梁下と耐震増設壁との接合をより確実に行えます。

選択肢4. 増設壁との打継ぎ面となる既存柱や既存梁に施す目荒しの面積の合計は、電動ピック等を用いて、打継ぎ面の15〜30%程度となるようにする。

設問通り、増設壁との打継ぎ面となる既存柱や既存梁に施す目荒しの面積の合計は、

電動ピック等を用いて、打継ぎ面の15〜30%程度となるようにします。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

過去に何回も出題のある選択肢です。増設工事に関する内容を覚えましょう。

選択肢1. 増設壁上部と既存梁下との間に注入するグラウト材の練上り時の温度は、練り混ぜる水の温度を管理し、10〜35℃の範囲とする。

設問の通りです。

水の温度が管理値を超えると硬化後の強度が保証されません。

選択肢2. あと施工アンカー工事において、接着系アンカーを既存梁下端に上向きで施工する場合、くさび等を打ってアンカー筋の脱落防止の処置を行う。

設問の通りです。

選択肢3. コンクリートポンプ等の圧送力を利用するコンクリート圧入工法は、既存梁下との間に隙間が生じやすいため、採用しない。

コンクリート圧入工法は採用できます。よって誤りです。

その際、片側から圧入し、反対側からコンクリートが漏れ出てくるのを目視する必要があります。

両側から圧入をすると、梁下の中央部に空隙が残る恐れがあるためです。

選択肢4. 増設壁との打継ぎ面となる既存柱や既存梁に施す目荒しの面積の合計は、電動ピック等を用いて、打継ぎ面の15〜30%程度となるようにする。

設問の通りです。

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