1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 ニ 問7

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ニ 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

塗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、中塗りを行う前に研磨紙P220を用いて研磨した。
  • せっこうボード面の合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、気温が20℃であったため、中塗り後3時間経過してから、次の工程に入った。
  • 屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗りにおいて、原液を水で希釈し、よく攪拌して使用した。
  • 亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、下塗りに変性エポキシ樹脂プライマーを使用した。

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この過去問の解説 (3件)

01

塗装工事では、希釈や温度、時間をメインに暗記してみるのがポイントです。

選択肢1. アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、中塗りを行う前に研磨紙P220を用いて研磨した。

設問通り、アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいては、

中塗りを行う前に研磨紙P220を用いて研磨します。

選択肢2. せっこうボード面の合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、気温が20℃であったため、中塗り後3時間経過してから、次の工程に入った。

設問通り、せっこうボード面の合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、

気温が20℃であった場合、中塗り後3時間経過してから、次の工程に入ります。

選択肢3. 屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗りにおいて、原液を水で希釈し、よく攪拌して使用した。

×

木材保護塗料塗り、原液で使用することを基本として希釈はしません。

選択肢4. 亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、下塗りに変性エポキシ樹脂プライマーを使用した。

亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、

下塗りには、変性エポキシ樹脂プライマーを使用します。

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02

過去に何回も出題のある選択肢です。各種数値・使用方法を覚えましょう。

選択肢1. アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、中塗りを行う前に研磨紙P220を用いて研磨した。

設問の通りです。

選択肢2. せっこうボード面の合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、気温が20℃であったため、中塗り後3時間経過してから、次の工程に入った。

設問の通りです。

選択肢3. 屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗りにおいて、原液を水で希釈し、よく攪拌して使用した。

屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗りにおいては、原液をそのまま使用します。

よって誤りです。

選択肢4. 亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、下塗りに変性エポキシ樹脂プライマーを使用した。

設問の通りです。

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03

塗装工事の材料使用方法についての問いです。基本的な問題ですので、よく覚えておきましょう。

選択肢1. アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、中塗りを行う前に研磨紙P220を用いて研磨した。

設問の通りです。アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、中塗りを行う前に研磨紙P220~240を用いて研磨します。

選択肢2. せっこうボード面の合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、気温が20℃であったため、中塗り後3時間経過してから、次の工程に入った。

設問の通りです。せっこうボード面の合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、気温が20℃であったため、中塗り後3時間経過してから、次の工程に入ります。

選択肢3. 屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗りにおいて、原液を水で希釈し、よく攪拌して使用した。

設問は誤りです。屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗りにおいては、原液を水で希釈しません

選択肢4. 亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、下塗りに変性エポキシ樹脂プライマーを使用した。

設問の通りです。亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りにおいて、下塗りに変性エポキシ樹脂プライマーを使用します。

まとめ

屋外の木質系素地面の木材保護塗料塗り(WP)については、JASS 18 M-307に規定されております。余裕があれば調べてみましょう。

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