1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 ホ 問5
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ホ 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
工程計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 工程計画では、各作業の手順計画を立て、次に日程計画を決定した。
- 工程計画では、工事用機械が連続して作業を実施し得るように作業手順を定め、工事用機械の不稼働をできるだけ少なくした。
- 工期短縮を図るため、作業員、工事用機械、資機材等の供給量のピークが一定の量を超えないように山崩しを検討した。
- 工期短縮を図るため、クリティカルパス上の鉄骨建方において、部材を地組してユニット化し、建方のピース数を減らすよう検討した。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題では、工程計画の手順や山崩しの意味などをよく理解すると良いです!
〇
設問通り、工程計画では各作業の手順計画を立て、次に日程計画を決定します。
〇
設問通り、工程計画では工事用機械が連続して作業を実施し得るように作業手順を定めて
工事用機械の不稼働をできるだけ少なくします。
×
山崩しは、人員や機材や資材の量を考慮して労働者の投入人数などを
なるべく一定にしてバランスの取れた経済的な工程計画にするために行います。
工期短縮に用いる手法ではありません。
〇
設問通り、工期短縮を図るためのクリティカルパス上の鉄骨建方においては
部材を地組してユニット化し、建方のピース数を減らすよう検討します。
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02
工程計画の必要事項を覚えましょう。
設問の通りです。
設問の通りです。
人の手作業よりも工事用機械の作業がクリティカルパスになる場合が多い事と、工事用機械は不稼働の際もリース費用が発生しコストが増加することを避けるためです。
工期短縮を図るためには、作業員、工事用機械、資機材等をつぎ込む必要があります。
よって誤りです。
なお、作業員、工事用機械、資機材等をつぎ込んだ場合、作業環境が悪くなり歩掛が下がることが多いです。
山崩しとは、作業員、工事用機械、資機材等の供給量のピークが一定の量を超えないように検討することで、作業効率を上げコストを下げる目的で行います。結果、工期は伸びることが多いです。
設問の通りです。
なお、鉄骨建方の際は揚重機の能力により1日に楊重できるピース数が決まり、それがクリティカルとなります。
そのため揚重機能力を上げる、揚重機の数を増やすことでも工程短縮を図ることが出来ます。
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03
工程計画については、現場施工管理においても重要なものです。しっかり覚えて実務に活かしてください。
設問の通りです。工程計画では、各作業の手順計画を立て、次に日程計画を決定します。
設問の通りです。工程計画では、工事用機械が連続して作業を実施し得るように作業手順を定め、工事用機械の不稼働をできるだけ少なくします。
設問は誤りです。
工期短縮を図るため、経済性を重視して、作業員、工事用機械、資機材等の供給量のピークが一定の量を超えないように山崩しを検討します。設問の通りです。工期短縮を図るため、クリティカルパス上の鉄骨建方において、部材を地組してユニット化し、建方のピース数を減らすよう検討します。
工期に余裕がある場合、ピークの山崩しを行うことが重要です。
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