1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午後 ロ 問2

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午後 ロ 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

普通コンクリートの調合に関する記述として、不適当なものを2つ選べ。
  • 粗骨材は、偏平なものを用いるほうが、球形に近い骨材を用いるよりもワーカビリティーがよい。
  • AE剤、AE減水剤又は高性能AE減水剤を用いる場合、調合を定める際の空気量を4.5%とする。
  • アルカリシリカ反応性試験で無害でないものと判定された骨材であっても、コンクリート中のアルカリ総量を3.0kg/m3以下とすれば使用することができる。
  • 調合管理強度は、品質基準強度に構造体強度補正値を加えたものである。
  • 調合管理強度が21N/mm2のスランプは、一般に21cmとする。

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この過去問の解説 (2件)

01

普通コンクリートの調合に関する記述について覚えましょう。

選択肢1. 粗骨材は、偏平なものを用いるほうが、球形に近い骨材を用いるよりもワーカビリティーがよい。

粗骨材は、偏平なものを用いるほうが、球形に近い骨材を用いるよりもワーカビリティーが悪くなります。

よって誤りです。

選択肢2. AE剤、AE減水剤又は高性能AE減水剤を用いる場合、調合を定める際の空気量を4.5%とする。

設問の通りです。

選択肢3. アルカリシリカ反応性試験で無害でないものと判定された骨材であっても、コンクリート中のアルカリ総量を3.0kg/m3以下とすれば使用することができる。

設問の通りです。

選択肢4. 調合管理強度は、品質基準強度に構造体強度補正値を加えたものである。

設問の通りです。

選択肢5. 調合管理強度が21N/mm2のスランプは、一般に21cmとする。

調合管理強度が21N/mm2のスランプは、一般に18cmとします。

よって誤りです。

なお、調合管理強度が33以上のスランプは、一般的に21cmとします。

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02

この問題は応用能力問題です。

ワーカビリティーやスランプについて暗記しましょう。

選択肢1. 粗骨材は、偏平なものを用いるほうが、球形に近い骨材を用いるよりもワーカビリティーがよい。

偏平細長のものや角立っているものはワーカビリティーを悪くします。

選択肢2. AE剤、AE減水剤又は高性能AE減水剤を用いる場合、調合を定める際の空気量を4.5%とする。

設問通り、AE剤、AE減水剤又は高性能AE減水剤を用いる場合

調合を定める際の空気量を4.5%とします。

選択肢3. アルカリシリカ反応性試験で無害でないものと判定された骨材であっても、コンクリート中のアルカリ総量を3.0kg/m3以下とすれば使用することができる。

設問通り、アルカリシリカ反応性試験で無害でないものと

判定された骨材であってもコンクリート中の

アルカリ総量を3.0kg/m3以下とすれば使用することができます。

選択肢4. 調合管理強度は、品質基準強度に構造体強度補正値を加えたものである。

設問通り、調合管理強度は、品質基準強度に構造体強度補正値を加えたものです。

選択肢5. 調合管理強度が21N/mm2のスランプは、一般に21cmとする。

×

調合管理強度が21N/mm2のスランプは、8,10,12,15,18cmとします。

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