1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午後 ロ 問5

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午後 ロ 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

内装ビニル床シート張りに関する記述として、不適当なものを2つ選べ。
  • 寒冷期の施工で、張付け時の室温が5℃以下になることが予想されたため、採暖を行い、室温を10℃以上に保った。
  • 床シートは、張付けに先立ち裁断して仮敷きし、巻きぐせをとるために8時間放置した。
  • 床シートは、張付けに際し、気泡が残らないよう空気を押し出した後、45kgローラーで圧着した。
  • 熱溶接工法における溶接部の溝切りの深さは、床シート厚の1/3とした。
  • 熱溶接工法における溶接部は、床シートの溝部分と溶接棒を180〜200℃の熱風で同時に加熱溶融した。

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この過去問の解説 (2件)

01

内装ビニル床シート張りに関する内容を覚えましょう。

選択肢1. 寒冷期の施工で、張付け時の室温が5℃以下になることが予想されたため、採暖を行い、室温を10℃以上に保った。

設問の通りです。

選択肢2. 床シートは、張付けに先立ち裁断して仮敷きし、巻きぐせをとるために8時間放置した。

床シートは、張付けに先立ち裁断して仮敷きし、巻きぐせをとるために24時間以上放置する必要があります。

よって誤りです。

選択肢3. 床シートは、張付けに際し、気泡が残らないよう空気を押し出した後、45kgローラーで圧着した。

設問の通りです。

選択肢4. 熱溶接工法における溶接部の溝切りの深さは、床シート厚の1/3とした。

熱溶接工法における溶接部の溝切りの深さは、床シート厚の2/3とする必要があります。

よって誤りです。

選択肢5. 熱溶接工法における溶接部は、床シートの溝部分と溶接棒を180〜200℃の熱風で同時に加熱溶融した。

設問の通りです。

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02

この問題は応用問題です。

床シートの保管方法や施工温度、厚みなどをよく理解しましょう。

選択肢1. 寒冷期の施工で、張付け時の室温が5℃以下になることが予想されたため、採暖を行い、室温を10℃以上に保った。

設問通り、寒冷期の施工で張付け時の室温が5℃以下になることが

予想された場合採暖を行い、室温を10℃以上に保ちます。

選択肢2. 床シートは、張付けに先立ち裁断して仮敷きし、巻きぐせをとるために8時間放置した。

×

床シートは、張付けに先立ち裁断して仮敷きし、

巻きぐせをとるために24時間以上放置します。

床表面温度20度以上です。

参考:https://www.toli.co.jp/product_adhesive/pdf/gijutu04.pdf

選択肢4. 熱溶接工法における溶接部の溝切りの深さは、床シート厚の1/3とした。

×

熱溶接工法における溶接部の溝切りの深さは、床シート厚の2/3とします。

選択肢5. 熱溶接工法における溶接部は、床シートの溝部分と溶接棒を180〜200℃の熱風で同時に加熱溶融した。

設問通り、熱溶接工法における溶接部は

床シートの溝部分と溶接棒を180〜200℃の熱風で同時に加熱溶融します。

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