1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午後 ロ 問6

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午後 ロ 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

仕上工事における試験及び検査に関する記述として、不適当なものを2つ選べ。
  • 防水形仕上塗材仕上げの塗厚の確認は、単位面積当たりの使用量を基に行った。
  • シーリング材の接着性試験は、同一種類のものであっても、製造所ごとに行った。
  • 室内空気中に含まれるホルムアルデヒドの濃度測定は、パッシブサンプラを用いて行った。
  • アスファルト防水下地となるコンクリート面の乾燥状態の確認は、渦電流式測定計を用いて行った。
  • 壁タイルの浮きの打音検査は、リバウンドハンマー(シュミットハンマー)を用いて行った。

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この過去問の解説 (2件)

01

仕上工事における試験及び検査に関する内容を覚えましょう。

選択肢1. 防水形仕上塗材仕上げの塗厚の確認は、単位面積当たりの使用量を基に行った。

設問の通りです。

選択肢2. シーリング材の接着性試験は、同一種類のものであっても、製造所ごとに行った。

設問の通りです。

選択肢3. 室内空気中に含まれるホルムアルデヒドの濃度測定は、パッシブサンプラを用いて行った。

設問の通りです。

選択肢4. アスファルト防水下地となるコンクリート面の乾燥状態の確認は、渦電流式測定計を用いて行った。

アスファルト防水下地となるコンクリート面の乾燥状態の確認は、高周波水分計を用いて行います。

よって誤りです。

なお渦電流式測定計は膜厚を計測するために用います。

選択肢5. 壁タイルの浮きの打音検査は、リバウンドハンマー(シュミットハンマー)を用いて行った。

壁タイルの浮きの打音検査は、打音ハンマーを用いて行います。

よって誤りです。

なお、リバウンドハンマーはコンクリート強度を計測する器械です。

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02

この問題は応用問題です。

ハンマーの種類や乾燥確認方法をよく理解しましょう!

選択肢1. 防水形仕上塗材仕上げの塗厚の確認は、単位面積当たりの使用量を基に行った。

設問通り、防水形仕上塗材仕上げの塗厚の確認は

単位面積当たりの使用量を基に行います。

選択肢2. シーリング材の接着性試験は、同一種類のものであっても、製造所ごとに行った。

設問通り、シーリング材の接着性試験は

同一種類のものであっても、製造所ごとに行います。

選択肢3. 室内空気中に含まれるホルムアルデヒドの濃度測定は、パッシブサンプラを用いて行った。

設問通り、室内空気中に含まれるホルムアルデヒドの濃度測定は

パッシブサンプラを用いて行います。

選択肢4. アスファルト防水下地となるコンクリート面の乾燥状態の確認は、渦電流式測定計を用いて行った。

×

乾燥状態の確認は

高周波水分計による下地水分の測定やビニルシートやルーフィングで覆った下地の結露の状態確認、コンクリート打ち込み後の日数、目視による乾燥状態の確認で行います。

選択肢5. 壁タイルの浮きの打音検査は、リバウンドハンマー(シュミットハンマー)を用いて行った。

×

壁タイルの浮きの打音検査はタイル用テストハンマーを用いて行います。

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