1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午後 ハ 問11

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午後 ハ 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

宅地造成工事規制区域内において行われる宅地造成工事に関する記述として、「宅地造成及び特定盛土等規制法(旧宅地造成等規制法)」上、誤っているものはどれか。
なお、指定都市又は中核市の区域内の土地については、都道府県知事はそれぞれ指定都市又は中核市の長をいう。
  • 宅地造成に関する工事の許可を受けていなかったため、地表水等を排除するための排水施設の一部を除却する工事に着手する日の7日前に、その旨を都道府県知事に届け出た。
  • 高さが2mの崖を生ずる盛土を行う際、崖の上端に続く地盤面には、その崖の反対方向に雨水その他の地表水が流れるように勾配を付けた。
  • 宅地造成に伴う災害を防止するために崖面に設ける擁壁には、壁面の面積3m2以内ごとに1個の水抜穴を設け、裏面の水抜穴周辺に砂利を用いて透水層を設けた。
  • 切土又は盛土をする土地の面積が1,500m2を超える土地における排水設備の設置については、政令で定める資格を有する者が設計した。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

宅地造成工事では、まずは届け出をする日数を覚えてください!

選択肢1. 宅地造成に関する工事の許可を受けていなかったため、地表水等を排除するための排水施設の一部を除却する工事に着手する日の7日前に、その旨を都道府県知事に届け出た。

×

地表水等を排除するための排水施設の一部を除却する工事に着手する日の

14日前までに、その旨を都道府県知事に届け出をします。

選択肢2. 高さが2mの崖を生ずる盛土を行う際、崖の上端に続く地盤面には、その崖の反対方向に雨水その他の地表水が流れるように勾配を付けた。

設問通り、高さが2mの崖を生ずる盛土を行う際

崖の上端に続く地盤面には、その崖の反対方向に雨水

その他の地表水が流れるように勾配を付けます。

選択肢3. 宅地造成に伴う災害を防止するために崖面に設ける擁壁には、壁面の面積3m2以内ごとに1個の水抜穴を設け、裏面の水抜穴周辺に砂利を用いて透水層を設けた。

設問通り、宅地造成に伴う災害を防止するために崖面に設ける擁壁には

壁面の面積3m2以内ごとに1個の水抜穴を設け

裏面の水抜穴周辺に砂利を用いて透水層を設けます。

選択肢4. 切土又は盛土をする土地の面積が1,500m2を超える土地における排水設備の設置については、政令で定める資格を有する者が設計した。

設問通り、切土又は盛土をする土地の面積が1,500m2

超える土地における排水設備の設置については、

政令で定める資格を有する者が設計します。

参考になった数18

02

宅地造成及び特定盛土等規制法について覚えましょう。

選択肢1. 宅地造成に関する工事の許可を受けていなかったため、地表水等を排除するための排水施設の一部を除却する工事に着手する日の7日前に、その旨を都道府県知事に届け出た。

地表水等を排除するための排水施設の一部を除却する工事に着手する日の14日前に、その旨を都道府県知事に届け出る必要があります。

よって誤りです。

選択肢2. 高さが2mの崖を生ずる盛土を行う際、崖の上端に続く地盤面には、その崖の反対方向に雨水その他の地表水が流れるように勾配を付けた。

設問の通りです。

選択肢3. 宅地造成に伴う災害を防止するために崖面に設ける擁壁には、壁面の面積3m2以内ごとに1個の水抜穴を設け、裏面の水抜穴周辺に砂利を用いて透水層を設けた。

設問の通りです。

選択肢4. 切土又は盛土をする土地の面積が1,500m2を超える土地における排水設備の設置については、政令で定める資格を有する者が設計した。

設問の通りです。

参考になった数7