1級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)
問11 (午前 ロ 問5)

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問題

1級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年) 問11(午前 ロ 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

表に示す角形鋼管柱の座屈荷重の値として、正しいものはどれか。
ただし、図に示すとおり、支点は両端固定とし水平移動は拘束されているものとする。
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  • 600πkN
  • 600π2kN
  • 2,400πkN
  • 2,400π2kN

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この過去問の解説 (2件)

01

座屈荷重はヤング係数×断面二次モーメントπ²/座屈長さ²で求めることができます。また、本問題の場合、支店は両端固定かつ水平移動は拘束されているため、座屈長さは0.5×部材長さとなります。

上記にあてはめると、3.0×10⁸×2.0×10⁵π²/(0.5×10)²=2400π²kNが正解となります。

選択肢1. 600πkN

誤です。解説は上記の通りです。

選択肢2. 600π2kN

誤です。解説は上記の通りです。

選択肢3. 2,400πkN

誤です。解説は上記の通りです。

選択肢4. 2,400π2kN

正です。解説は上記の通りです。

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02

両端が固定されている部材の座屈荷重を求める問題です。

求め方の式は、円周率の二乗(π²)×ヤング係数×断面二次モーメント/座屈長さの二乗となります。

座屈長さは、両端固定で水平移動が拘束されている場合、部材の長さの0.5倍(5m=5,000mm)となるので、与えられた数値を代入していくと、

π²×(2.0×10⁵)【N/mm²】×(3.0×10⁸)【mm²】/5,000mm²となり、2,400π²【kN】となります。

 

選択肢1. 600πkN

誤です。解説は上記の通りです。

 

選択肢2. 600π2kN

誤です。解説は上記の通りです。

 

選択肢3. 2,400πkN

誤です。解説は上記の通りです。

選択肢4. 2,400π2kN

正です。解説は上記の通りです。

まとめ

公式を覚えてしまえば計算は単純で、単位の変換に注意するだけなので、得点源にできるように押さえておきましょう。

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