1級建築施工管理技士の過去問
令和6年(2024年)
午前 ロ 問4

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和6年(2024年) 午前 ロ 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄骨構造の設計に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 柱頭が水平移動するラーメン構造の柱の座屈長さは、節点間の距離より長くなる。
  • 梁のたわみは、部材断面と荷重条件が同一の場合、材質をSN400AからSN490Bに変更しても同一である。
  • 柱脚に高い回転拘束力をもたせるためには、根巻き形式ではなく露出形式とする。
  • トラス構造を構成する軸材は、引張りや圧縮の軸力のみを伝達するものとする。

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この過去問の解説 (1件)

01

鉄骨のH鋼は、フランジで曲げモーメントを負担し、ウェブでせん断力を負担します。

選択肢1. 柱頭が水平移動するラーメン構造の柱の座屈長さは、節点間の距離より長くなる。

正です。座屈とは、構造物に負荷を与えた際、ある荷重で変形し、大きなたわみを生ずることを言います。

選択肢2. 梁のたわみは、部材断面と荷重条件が同一の場合、材質をSN400AからSN490Bに変更しても同一である。

正です。鋼材のヤング係数が一定のため、同一となります。

選択肢3. 柱脚に高い回転拘束力をもたせるためには、根巻き形式ではなく露出形式とする。

誤です。露出方式ではなく、根巻き方式とします。

選択肢4. トラス構造を構成する軸材は、引張りや圧縮の軸力のみを伝達するものとする。

正です。選択肢のとおりです。

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