1級建築施工管理技士の過去問
令和6年(2024年)
午前 ロ 問3

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和6年(2024年) 午前 ロ 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄筋コンクリート構造の建築物の構造計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ねじれ剛性は、耐震壁等の耐震要素を、平面上の中心部に配置するよりも外側に均一に配置したほうが高まる。
  • 耐震壁に換気口等の小開口がある場合でも、その壁を耐震壁として扱うことができる。
  • 腰壁、垂れ壁、そで壁等は、柱及び梁の剛性や靭性への影響を考慮して計画する。
  • 柱は、地震時の脆性破壊の危険を避けるため、軸方向圧縮応力度が大きくなるようにする。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

RC造に関する問題です。

選択肢1. ねじれ剛性は、耐震壁等の耐震要素を、平面上の中心部に配置するよりも外側に均一に配置したほうが高まる。

正です。ねじれ剛性とは、ねじれに対する硬さ・頑丈さのことをいいます。

選択肢2. 耐震壁に換気口等の小開口がある場合でも、その壁を耐震壁として扱うことができる。

正です。開口の面積が体積の4割以上となると耐震壁としてみなされないです。

選択肢3. 腰壁、垂れ壁、そで壁等は、柱及び梁の剛性や靭性への影響を考慮して計画する。

正です。選択肢のとおり、柱や梁への影響を考慮して計画します。

選択肢4. 柱は、地震時の脆性破壊の危険を避けるため、軸方向圧縮応力度が大きくなるようにする。

不適当です。柱は地震時の脆性的破壊のリスクを軽減させるために、軸方向圧縮応力度が小さくなるようにします。

参考になった数6