1級建築施工管理技士の過去問
令和6年(2024年)
午後 ハ 問9

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和6年(2024年) 午後 ハ 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

労働者の就業に当たっての措置に関する記述として、「労働安全衛生法」上、正しいものはどれか。
  • 事業者は、建設業の事業場において新たに職務に就くこととなった作業主任者に対し、作業方法の決定及び労働者の配置に関する事項について、安全又は衛生のための教育を行なわなければならない。
  • 就業制限に係る業務に就くことができる者が当該業務に従事するときは、これに係る免許証その他その資格を証する書面の写しを携帯していなければならない。
  • 作業床の高さが10m以上の高所作業車の運転の業務には、高所作業車運転技能講習を修了した者を就かせなければならない。
  • つり上げ荷重が5t以上の移動式クレーンの運転の業務には、クレーン・デリック運転士免許を受けた者を就かせなければならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

労働安全衛生法の問題について、解説します。

選択肢1. 事業者は、建設業の事業場において新たに職務に就くこととなった作業主任者に対し、作業方法の決定及び労働者の配置に関する事項について、安全又は衛生のための教育を行なわなければならない。

作業主任者ではなく、職長もしくは労働者を直接指示指導または、監督するものに対して、安全又は衛生のための教育を行います。よってこの設問は不適当です。

選択肢2. 就業制限に係る業務に就くことができる者が当該業務に従事するときは、これに係る免許証その他その資格を証する書面の写しを携帯していなければならない。

就業制限に係る業務に就くことができる者が当該業務に従事するときは、これに係る免許証その他その資格を証する書面(本証)を所持していなければなりません。よってこの設問は不適当です。

選択肢3. 作業床の高さが10m以上の高所作業車の運転の業務には、高所作業車運転技能講習を修了した者を就かせなければならない。

適当です。

選択肢4. つり上げ荷重が5t以上の移動式クレーンの運転の業務には、クレーン・デリック運転士免許を受けた者を就かせなければならない。

つり上げ荷重が5t以上の移動式クレーンの運転の業務には、移動式クレーン運転免許が必要です。

よってこの設問は不適当です。

まとめ

この問題では、安全に作業させるために誰が誰を教育するか、有資格者の職務や内容を覚えましょう。

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