2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)前期
問30 (ユニットE 問3)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)前期 問30(ユニットE 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ロール状に巻いたカーペットは、屋内の乾燥した場所に、縦置きにして保管した。
  • 溶剤系のビニル床タイル用接着剤は、換気のよい場所に保管した。
  • ALCパネルは、台木を水平に置いた上に平積みで保管した。
  • 左官用の砂は、周辺地盤より高い場所に、水はけをよくした置場を設置して保管した。

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この過去問の解説 (2件)

01

工事現場における材料の保管に関する問題です!

 

選択肢1. ロール状に巻いたカーペットは、屋内の乾燥した場所に、縦置きにして保管した。

誤った記述です。

 

キーワード: カーペット、保管方法、縦置き

説明: ロール状のカーペットは、形状の変形や倒れによる損傷を防ぐため、横置き(寝かせた状態)が基本とされます。

縦置きにするとロールの芯がつぶれたり、自重で変形するリスクがあります。

選択肢2. 溶剤系のビニル床タイル用接着剤は、換気のよい場所に保管した。

正しい記述です。

 

キーワード: 溶剤系接着剤、換気

説明: 溶剤系接着剤は可燃性・有機溶剤を含むため、換気のよい場所で保管することが求められています。

 

選択肢3. ALCパネルは、台木を水平に置いた上に平積みで保管した。

正しい記述です。

 

キーワード: ALCパネル、台木、平積み

説明: ALCパネルは重量があり割れやすいため、台木を水平に置いた上で、安定した平積みとします。

 

選択肢4. 左官用の砂は、周辺地盤より高い場所に、水はけをよくした置場を設置して保管した。

正しい記述です。

 

キーワード: 左官用砂、水はけ、置場

説明: 砂などの左官材料は湿気に弱いため、水はけのよい高台に保管するのが基本です。

まとめ

各種材料の特徴について理解を深めましょう!

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02

この問題では、材料ごとの適切な保管方法を理解しているかを問われています。

選択肢1. ロール状に巻いたカーペットは、屋内の乾燥した場所に、縦置きにして保管した。

ロール状カーペットは横置きが基本です。

縦置きにすると、潰れたり変形する可能性があります。

 

よって誤った記述となります。

 

選択肢2. 溶剤系のビニル床タイル用接着剤は、換気のよい場所に保管した。

溶剤系の接着剤は揮発性があるため、風通しのよい場所に保管し、火気厳禁などの安全管理が必要です。

 

よって正しい記述となります。

 

選択肢3. ALCパネルは、台木を水平に置いた上に平積みで保管した。

ALCパネルは、割れ防止のため水平に安定した支持材の上に保管します。

 

よって正しい記述となります。

選択肢4. 左官用の砂は、周辺地盤より高い場所に、水はけをよくした置場を設置して保管した。

左官用の砂は、湿気による品質劣化を防ぐために、地盤より高く、水はけのよい場所に保管します。

 

よって正しい記述となります。

まとめ

材料は、それぞれの特性に合わせた保管が必要です。

形状・重量・温度・湿気・揮発性などに注意して覚えましょう。

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