2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問1 (ユニットA 問1)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問1(ユニットA 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

色に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • マンセル表色系は、色彩を色相、明度、彩度の3要素によって表示する。
  • 純色とは、各色相の中で最も明度の高い色をいう。
  • 一般に同じ色でもその面積が大きいほど、明度や彩度が高く見える。
  • 彩度の高い赤色は、誘目性が高く、禁止や高度の危険を示す場合に用いられる。

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この過去問の解説 (3件)

01

色に関する問題です!

選択肢1. マンセル表色系は、色彩を色相、明度、彩度の3要素によって表示する。

正しい記述です。

 

キーワード: マンセル表色系、色相・明度・彩度

説明: マンセル表色系は色を「色相:ヒュー」「明度:バリュー」「彩度:クロマ」の三要素で表します。

   各名称は併せて覚えましょう!

選択肢2. 純色とは、各色相の中で最も明度の高い色をいう。

誤った記述です。

 

キーワード: 純色、彩度、明度

説明: 純色は彩度が最大の色を指し、最も明度が高いとは限りません。

   明度は別の要素であり、純色の定義は「彩度の最大値」です。

選択肢3. 一般に同じ色でもその面積が大きいほど、明度や彩度が高く見える。

正しい記述です。

 

キーワード: 面積効果、見かけの明度・彩度

説明: 同一の色面でも、面積が大きいほど人の目には明るく、鮮やかに見えます(通称を面積効果)。

選択肢4. 彩度の高い赤色は、誘目性が高く、禁止や高度の危険を示す場合に用いられる。

正しい記述です。

 

キーワード: 誘目性、危険色

説明: 彩度の高い赤色は目を引きやすく、危険や禁止を示す標識・表示に広く用いられます。

   信号機や標識をイメージしてください!

まとめ

「色彩の三要素」(色相・明度・彩度)の定義と、「純色」の正しい意味(彩度最大)を理解しましょう!

参考になった数108

02

色に関する問題です。

選択肢1. マンセル表色系は、色彩を色相、明度、彩度の3要素によって表示する。

正しい記述です。

 

説明:マンセル表色系は、色相、明度、彩度の3要素で表示します。

 

選択肢2. 純色とは、各色相の中で最も明度の高い色をいう。

誤った記述です。

 

説明:純色とは彩度が最大近い状態の色のことをいいます。

 

選択肢3. 一般に同じ色でもその面積が大きいほど、明度や彩度が高く見える。

正しい記述です。

 

説明:同じものでも面積が大きいものほど明るく鮮やかに見えます。

この現象を面積効果といいます。

選択肢4. 彩度の高い赤色は、誘目性が高く、禁止や高度の危険を示す場合に用いられる。

正しい記述です。

 

説明:彩度の高い赤色は注意を引きやすいため、危険な場所や標識によく使用されます。

信号機、標識等

まとめ

色彩の3要素は順番を間違って覚えがちなので正しく理解しましょう!

参考になった数3

03

この問題では、色に関する基本的な用語と、色の見え方に関する効果について問われています。

選択肢1. マンセル表色系は、色彩を色相、明度、彩度の3要素によって表示する。

マンセル表色系は、色を色相、明度、彩度の3つの要素で表します。

・色相 赤青、黄などの色味

・明度 明るさの度合い

・彩度 鮮やかさの度合い

 

よって正しい記述となります。
 

選択肢2. 純色とは、各色相の中で最も明度の高い色をいう。

純色とは、各色相の中で最も彩度の高い色です。

 

よって誤った記述となります。

 

選択肢3. 一般に同じ色でもその面積が大きいほど、明度や彩度が高く見える。

色は大きい面積のほうが、明るく鮮やかに感じられます。

 

よって正しい記述となります。

 

選択肢4. 彩度の高い赤色は、誘目性が高く、禁止や高度の危険を示す場合に用いられる。

赤色は注意を引きやすく、危険表示に使用されます。

 

よって正しい記述となります。
 

まとめ

色の3要素は基本になるので覚えましょう。

純色とは鮮やかな色です。

鮮やか=彩度と結びつけましょう。

参考になった数2