大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問86 (地理B(第4問) 問2)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問86(地理B(第4問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

ラテンアメリカに関する次の問いに答えよ。

ラテンアメリカの自然と社会に関する次の問いに答えよ。

各国の電力の供給源は、経済力や得られる資源などにより異なる。次の図3は、ラテンアメリカのいくつかの国におけるエネルギー源別の発電量の割合を示したものであり、凡例J~Lは、火力、再生可能エネルギー*、水力のいずれかである。エネルギー源とJ~Lとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
*太陽光、地熱、風力などを含み、水力を除く。
問題文の画像
  • 火力:J  再生可能エネルギー:K  水力:L
  • 火力:J  再生可能エネルギー:L  水力:K
  • 火力:K  再生可能エネルギー:J  水力:L
  • 火力:K  再生可能エネルギー:L  水力:J
  • 火力:L  再生可能エネルギー:J  水力:K
  • 火力:L  再生可能エネルギー:K  水力:J

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

ラテンアメリカにおけるエネルギー源別の発電量についての出題です。

 

Kは水力です。ブラジルはアマゾン川の水資源を活用して、水力発電の割合が高くなっています。

 

Lは再生可能エネルギーです。各国とも割合は低く、そのエネルギーの生産・活用が未発達であることが分かります。
 

Jは火力です。多くの国で主要なエネルギー資源となっています。


 

選択肢1. 火力:J  再生可能エネルギー:K  水力:L

不適な選択肢です。

選択肢2. 火力:J  再生可能エネルギー:L  水力:K

適切な選択肢です。

選択肢3. 火力:K  再生可能エネルギー:J  水力:L

不適な選択肢です。

選択肢4. 火力:K  再生可能エネルギー:L  水力:J

不適な選択肢です。

選択肢5. 火力:L  再生可能エネルギー:J  水力:K

不適な選択肢です。

選択肢6. 火力:L  再生可能エネルギー:K  水力:J

不適な選択肢です。

まとめ

火力、水力、原子力といった主要発電の割合は各国で特徴がみられます。その特徴を国別にまとめておきましょう。また再生可能エネルギーは気候や設備費の観点から未発達である国が多く、「補助的」位置づけとなっています。

参考になった数0

02

この問題で抑えるべきポイントは、

・グラフ全体の特徴に注目する

・次に特徴的なグラフに注目する

ということです。

 

まずすべてのグラフにおいて高い割合を占めているJは火力であるということがわかります。

 

次に、ブラジルのグラフからKが水力発電であるということが読み取れます。

ブラジルのアマゾン川は世界最大規模の河川であり、電力の60%以上を水力発電で補っています。

 

まとめ

この問題で押さえておきたいポイントは、

 

・グラフの特徴をつかむ

・世界の電力生産は火力発電が多くを占める

・ブラジルが水力発電で多くの電力を賄っている点

・ベネズエラは南米の産油国である点

 

となります。


 

参考になった数0