大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問71 (地理B(第1問) 問6)
問題文
次の図7は、日本国内の1976年から2021年における、いくつかの気象観測項目の最大記録*が上位20位までの地点を示したものであり、凡例タ~ツは、最高気温、最大風速、日降水量のいずれかである。項目名とタ~ツとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
*全国のアメダスと気象官署等の日別観測値のうち、それぞれの地点における最大の値。

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問題
大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問71(地理B(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
次の図7は、日本国内の1976年から2021年における、いくつかの気象観測項目の最大記録*が上位20位までの地点を示したものであり、凡例タ~ツは、最高気温、最大風速、日降水量のいずれかである。項目名とタ~ツとの正しい組合せを、後のうちから一つ選べ。
*全国のアメダスと気象官署等の日別観測値のうち、それぞれの地点における最大の値。

- 最高気温:タ 最大風速:チ 日降水量:ツ
- 最高気温:タ 最大風速:ツ 日降水量:チ
- 最高気温:チ 最大風速:タ 日降水量:ツ
- 最高気温:チ 最大風速:ツ 日降水量:タ
- 最高気温:ツ 最大風速:タ 日降水量:チ
- 最高気温:ツ 最大風速:チ 日降水量:タ
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この過去問の解説 (1件)
01
●問題のポイント
地図に示された図形は、気象観測項目の最大記録が上位20位までの最高気温、最大風速、最大風量のいずれかの地点を表しています。項目名と図形の組み合わせで正しいものを選ぶという問題です。
●解答
1.最高気温:気温が高くなる地域は、海から風が届きにくい内陸部や盆地に多くあります。特に北陸地方は、海からの湿った空気が北アルプスなどの高い山を越えて高温をもたらす「フェーン現象」によって高温になりやすい地域です。また、大都市部ではヒートアイランド現象によって気温が上昇する傾向があります。
2.最大風速:風が強い地域は、岬や島、海峡に面した場所です。遮るものがないため風が強くなるからです。また、都市部では「ビル風」により風が強くなりやすくなります。
3.日降水量:日降水量が多い地域は、太平洋側からの湿った空気が山にぶつかり、上昇気流となって雨が降りやすくなる地域です。日本で最も降水量が多いのは鹿児島県の屋久島。その他、九州・四国、三重県・和歌山県の太平洋側の、夏場の降水量が多くなっています。
したがって解答は、「タ」が最大風速、「チ」が日降水量、「ツ」が最高気温となります。
すべての組み合わせが間違いです。
日降水量「チ」のみが正解です。
最大風速「タ」のみ正解です。
すべての組み合わせが間違いです。
最高気温「ツ」、最大風速「タ」、日降水量「チ」の組み合わせになっているので、正解です。
最高気温「ツ」のみ正解です。
「内陸部や盆地は最高気温が高く」、「岬や島、海峡に面した場所は、遮るものがないため風が強い」、「鹿児島県の屋久島、九州・四国、三重県・和歌山県の太平洋側は日降水量が多い」と覚えましょう。
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