大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問110 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問6)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問110(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

空欄( ク/ケ )に当てはまるものを選べ。
問題文の画像
  • 1/3
  • 2/4
  • 3/5
  • 4/6

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

※この問題では「ベクトルa」を「→a」と表記します。

 

→OA⊥→OPのときのtの値を求めます。

 

ベクトルの垂直条件は「内積が0」です。

つまりこの問題では→OAと→OPの内積が0となるtの値を求めます。

 

では実際に→OAと→OPの内積(→OA・→OP)を計算します。→OPは(エ)・(オ)を求める時にすでに求めており、

 →OP=(1-t)(→OA)+t(→OB)

です。

 →OA・→OP=→OA・{(1-t)(→OA)+t(→OB)

これを展開して、

 →OA・→OP=(1-t)|→OA|2+t(→OA・→OB)

となります。

 

ここで、OAは円の半径なので|→OA|=1、問題文より→OA・→OB=-2/3です。

これらを代入して、

 →OA・→OP=(1-t)・12+t(-2/3)=1-t+(-2t/3)=(-5t/3)+1

となります。

 

→OA・→OP=0となるので、

 (-5t/3)+1=0

この一次方程式を解いて、t=3/5ともとまります。

 

 

選択肢1. 1/3

t=3/5より誤りです。

選択肢2. 2/4

t=3/5より誤りです。

選択肢3. 3/5

t=3/5より正解です。

選択肢4. 4/6

t=3/5より誤りです。

まとめ

2つのベクトルが垂直⇒内積は0

これを使う問題でした。とても重要なのでしっかり使いこなせるようにしましょう。

参考になった数0