大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問114 (数学Ⅱ・数学B(第5問) 問10)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問114(数学Ⅱ・数学B(第5問) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

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この過去問の解説 (1件)

01

※この問題では「ベクトルa」を「→a」と表記します。

 

(2)より、k=3/(5t-3)

(1)より、→OQ=(k-kt)(→OA)+kt(→OB)

でした。

 

これらにt=1/2を代入すると、

 k=-6

 →OQ={−6−(−6)(1/2)}(→OA)+(−6)(1/2)(→OB)=−3(→OA)−3(→OB)

となります。

 

|→OQ|、つまり→OQの大きさを求めたいです。ベクトルの大きさを求めるときは二乗をするのが定石です。

 |→OQ|2=( −3(→OA)−3(→OB) )2=9|→OA|2−18(→OA・→OB)+9|→OB|2

 

ここに、

 |→OA|=|→OB|=1 (∵OA, OBは円の半径)

 →OA・→OB=-2/3 (問題文より)

を代入すると、

 |→OQ|2=9・12−18(−2/3)+9・12=6

 

したがって、

 |→OQ|=√6

となります。

 

選択肢1. 5

|→OQ|=√6なので誤りです。

選択肢2. 6

|→OQ|=√6なので正解です。

選択肢3. 7

|→OQ|=√6なので誤りです。

選択肢4. 8

|→OQ|=√6なので誤りです。

まとめ

ベクトルの大きさを求めたい二乗を計算

 

その際に出てくるベクトルの大きさ(|→a|2など)や、ベクトルの内積(→a・→b など)を代入することによって、求めることができます。

最後に√をつけるのを忘れないようにしましょう。

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