大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問5 (数学Ⅰ・数学A(第1問) 問5)
問題文
〔1〕実数xについての不等式
|x+6|≦2
の解は
( アイ )≦x≦( ウエ )
である。
よって、実数a、b、c、dが
|(1−√3)(a−b)(c−d)+6|≦2
を満たしているとき、1−√3は負であることに注意すると、(a−b)(c−d)のとり得る値の範囲は
( オ )+( カ )√3≦(a−b)(c−d)≦( キ )+( ク )√3
であることがわかる。
特に
(a−b)(c−d)=( キ )+( ク )√3 ・・・・・①
であるとき、さらに
(a−c)(b−d)=−3+√3 ・・・・・②
が成り立つならば
(a−d)(c−b)=( ケ )+( コ )√3 ・・・・・③
であることが、等式①、②、③の左辺を展開して比較することによりわかる。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問5(数学Ⅰ・数学A(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
〔1〕実数xについての不等式
|x+6|≦2
の解は
( アイ )≦x≦( ウエ )
である。
よって、実数a、b、c、dが
|(1−√3)(a−b)(c−d)+6|≦2
を満たしているとき、1−√3は負であることに注意すると、(a−b)(c−d)のとり得る値の範囲は
( オ )+( カ )√3≦(a−b)(c−d)≦( キ )+( ク )√3
であることがわかる。
特に
(a−b)(c−d)=( キ )+( ク )√3 ・・・・・①
であるとき、さらに
(a−c)(b−d)=−3+√3 ・・・・・②
が成り立つならば
(a−d)(c−b)=( ケ )+( コ )√3 ・・・・・③
であることが、等式①、②、③の左辺を展開して比較することによりわかる。
- ケ:6 コ:2
- ケ:6 コ:3
- ケ:7 コ:3
- ケ:7 コ:4
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この過去問の解説 (1件)
01
文章を読み進めていくと、「等式①、②、③の左辺を展開して比較することによりわかる。」
とあることから、左辺を展開し比較すると算出できると推測できます。
①の左辺を展開すると
ac-ad-bc+bd=4+4√3
②の左辺を展開すると
ab-ad-bc+cd=-3+√3
両辺を引き算すると
(ac-ad-bc+bd)-(ab-ad-bc+cd)=(4+4√3)-(-3+√3)
⇔ac-ab+bd-cd=7+3√3
⇔a(c-b)-d(c-b)=7+3√3
⇔(a-d)(c-b)=7+3√3
7+3√3なので不正解です。
7+3√3なので不正解です。
7+3√3なので正解です。
7+3√3なので不正解です。
題意より左辺を展開し比較する必要があることを読み取ることがpointです。
読み取れなくても、与えられた情報だけから推測すると、左辺を展開してみて、足したり引いたりしてみることがpointです。
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