大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問59 (数学Ⅱ・数学B(第1問) 問11)

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問題

大学入学共通テスト(数学)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問59(数学Ⅱ・数学B(第1問) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

〔1〕三角関数の値の大小関係について考えよう。

(2)sinxとsin2xの値の大小関係を詳しく調べよう。
sin2x−sinx=sinx([ ウ ]cosx−[ エ ])
であるから、sin2x−sinx>Oが成り立つことは
「sinx>0 かつ ( ウ )cosx−( エ )>0」  ・・・・・①
または
「sinx<0 かつ ( ウ )cosx−( エ )<0」  ・・・・・②
が成り立つことと同値である。0≦x≦2πのとき、①が成り立つようなxの値の範囲は
0<x<π/( オ )
であり、②が成り立つようなxの値の範囲は
π<x<([ カ ]/[ キ ])π
である。よって、0≦x≦2πのとき、sin2x>sinxが成り立つようなxの値の範囲は

0<x<π/( オ )、

π<x<([ カ ]/[ キ ])π

である。

(3)sin3xとsin4xの値の大小関係を調べよう。
三角関数の加法定理を用いると、等式
sin(α+β)−sin(α−β)=2cosαsinβ  ・・・・・③
が得られる。α+β=4x、α−β=3xを満たすα、βに対して③を用いることにより、sin4x−sin3x>Oが成り立つことは
「cos( ク )>O かつ sin( ケ )>O」  ・・・・・④

または
「cos( ク )<O かつ sin( ケ )<O」  ・・・・・⑤
が成り立つことと同値であることがわかる。
O≦x≦πのとき、④、⑤により、sin4x>sin3xが成り立つようなxの値の範囲は

O<x<π/( コ )、

([ サ ]/[ シ ])π<x<([ ス ]/[ セ ])π

である。

(4)(2)、(3)の考察から、0≦x≦πのとき、sin3x>sin4x>sin2xが成り立つようなxの値の範囲は
π/( コ )<x<π/( ソ )、([ ス ]/[ セ ])π<x<([ タ ]/[ チ ])π

であることがわかる。

( タ )、( チ )にあてはまるものを次のうちから1つ選べ。
  • タ:4  チ:5
  • タ:5  チ:6
  • タ:6  チ:7
  • タ:7  チ:8

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