大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問21 (数学Ⅰ・数学A(第2問) 問11)
問題文
なお、以下の図や表については、ベースボール・マガジン社「陸上競技ランキング」のWebページをもとに作成している。
(1)太郎さんは、男子マラソンの日本人選手の2022年末時点でのベストタイムを調べた。その中で、2018年より前にベストタイムを出した選手と2018年以降にベストタイムを出した選手に分け、それぞれにおいて速い方から50人の選手のベストタイムをデータA、データBとした。
ここでは、マラソンのベストタイムは、実際のベストタイムから2時間を引いた時間を秒単位で表したものとする。例えば2時間5分30秒であれば、60✕5+30=330(秒)となる。
(ⅲ)太郎さんは、Aのある選手とBのある選手のベストタイムの比較において、その二人の選手のベストタイムが速いか遅いかとは別の観点でも考えるために、次の式を満たすzの値を用いて判断することにした。
<式>
(あるデータのある選手のベストタイム)=(そのデータの平均値)+z✕(そのデータの標準偏差)
二人の選手それぞれのベストタイムに対するzの値を比較し、その値の小さい選手の方が優れていると判断する。
表1は、A、Bそれぞれにおける、速い方から1番目の選手(以下、1位の選手)のベストタイムと、データの平均値と標準偏差をまとめたものである。
式と表1を用いると、Bの1位の選手のベストタイムに対するzの値は
z=−( ソ ).( タチ )
である。このことから、Bの1位の選手のベストタイムは、平均値より標準偏差のおよそ( ソ ).( タチ )倍だけ小さいことがわかる。
A、Bそれぞれにおける、1位の選手についての記述として、正しいものは( ツ )である。
( ソ ).( タチ )にあてはまるものを1つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問21(数学Ⅰ・数学A(第2問) 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
なお、以下の図や表については、ベースボール・マガジン社「陸上競技ランキング」のWebページをもとに作成している。
(1)太郎さんは、男子マラソンの日本人選手の2022年末時点でのベストタイムを調べた。その中で、2018年より前にベストタイムを出した選手と2018年以降にベストタイムを出した選手に分け、それぞれにおいて速い方から50人の選手のベストタイムをデータA、データBとした。
ここでは、マラソンのベストタイムは、実際のベストタイムから2時間を引いた時間を秒単位で表したものとする。例えば2時間5分30秒であれば、60✕5+30=330(秒)となる。
(ⅲ)太郎さんは、Aのある選手とBのある選手のベストタイムの比較において、その二人の選手のベストタイムが速いか遅いかとは別の観点でも考えるために、次の式を満たすzの値を用いて判断することにした。
<式>
(あるデータのある選手のベストタイム)=(そのデータの平均値)+z✕(そのデータの標準偏差)
二人の選手それぞれのベストタイムに対するzの値を比較し、その値の小さい選手の方が優れていると判断する。
表1は、A、Bそれぞれにおける、速い方から1番目の選手(以下、1位の選手)のベストタイムと、データの平均値と標準偏差をまとめたものである。
式と表1を用いると、Bの1位の選手のベストタイムに対するzの値は
z=−( ソ ).( タチ )
である。このことから、Bの1位の選手のベストタイムは、平均値より標準偏差のおよそ( ソ ).( タチ )倍だけ小さいことがわかる。
A、Bそれぞれにおける、1位の選手についての記述として、正しいものは( ツ )である。
( ソ ).( タチ )にあてはまるものを1つ選べ。
- 3.50
- 3.51
- 3.52
- 3.53
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