大学入学共通テスト(数学) 過去問
令和6年度(2024年度)追・試験
問28 (数学Ⅰ・数学A(第3問) 問2)
問題文
このとき、1枚目のタイルは壁の左下の隅に貼られることになる。また、2枚目のタイルを貼る位置の候補は、1枚目のタイルのすぐ右かすぐ上の2箇所となる。同様に考えると、4枚目のタイルを貼るまでのタイルの配置は、図1のようになる。ただし、図1における矢印はタイルの配置の推移を表している。なお、3枚目から4枚目の間の矢印は省略している。
以下、タイルの配置を、単に配置という。
(1)2枚目のタイルを貼った時点での配置を考える。
2枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のAとなる確率は( ア )/( イ )である。
(2)3枚目のタイルを貼った時点での配置を考える。
3枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のBとなる確率は
([ ア ]/[ イ ])✕([ ウ ]/[ エ ])=( オ )/( カ )である。
また、3枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のCとなる確率は( キ )/( ク )である。
( ウ )、( エ )、( オ )、( カ )にあてはまるものを1つ選べ。

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問題
大学入学共通テスト(数学)試験 令和6年度(2024年度)追・試験 問28(数学Ⅰ・数学A(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
このとき、1枚目のタイルは壁の左下の隅に貼られることになる。また、2枚目のタイルを貼る位置の候補は、1枚目のタイルのすぐ右かすぐ上の2箇所となる。同様に考えると、4枚目のタイルを貼るまでのタイルの配置は、図1のようになる。ただし、図1における矢印はタイルの配置の推移を表している。なお、3枚目から4枚目の間の矢印は省略している。
以下、タイルの配置を、単に配置という。
(1)2枚目のタイルを貼った時点での配置を考える。
2枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のAとなる確率は( ア )/( イ )である。
(2)3枚目のタイルを貼った時点での配置を考える。
3枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のBとなる確率は
([ ア ]/[ イ ])✕([ ウ ]/[ エ ])=( オ )/( カ )である。
また、3枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のCとなる確率は( キ )/( ク )である。
( ウ )、( エ )、( オ )、( カ )にあてはまるものを1つ選べ。

- ウ:1 エ:2 オ:1 カ:4
- ウ:2 エ:3 オ:1 カ:6
- ウ:1 エ:4 オ:3 カ:4
- ウ:2 エ:5 オ:3 カ:8
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この過去問の解説 (1件)
01
解答 ウ:1 エ:2 オ:1 カ:4
解説
Bとなる確率を求める問題です。
まず前問で扱った通り、
2枚目のタイルを貼った時点での配置が図1のAとなる確率は1/2です。
つまり[ ア ]/[ イ ]に当てはまるのは1/2です。
Aの状態から3枚目のタイルを貼る候補は2箇所なので、
Aを経由したという条件のもとでBになる条件付き確率は1/2となります。
つまり[ ウ ]/[ エ ]に当てはまるのは1/2です。
確率の乗法定理より、
([ ア ]/[ イ ])✕([ ウ ]/[ エ ])=( オ )/( カ )
に当てはまる計算は
(1/2)✕(1/2)=(1/4)
ということになります。Bとなる確率は1/4です。
よって答えは「ウ:1 エ:2 オ:1 カ:4」となります。
この選択肢が答えとなります。
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