問題
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「東京都教育施策大綱〜東京の輝く未来を創造する教育の実現に向けて〜」(平成29年1月)の「第2章 今後の教育施策における重要事項」に示されているものとして適切なものは、次の1〜5のうちのどれか。
1 .
「子供たちに働くことの意義を実感させるための体験的な奉仕活動の充実等、学校内の授業にとどまらない、様々な人々との関わり合いにより個々の資質や能力を育む教育活動の必要性が高まっている。教員の指導力の向上とともに、専門家の積極的な活用、家庭・地域との連携・協働や学校の組織力の強化が必要である」と示されている。
2 .
「礼節を重んじ、他者を思いやって互いに助け合う国民性や日本人の行動規範は、海外からも高く評価されている。その背景には、学校での児童会活動や生徒会活動、部活動で社会性や規範意識、思いやりなどの豊かな心を子供たちに引き継いできたことがあり、今後も、日本人のよき行動規範を子供たちに確実に伝え守り続ける必要がある」と示されている。
3 .
「グローバル化の進展や人工知能等の飛躍的な進化など、加速度的に変化する社会にあって、子供たちに全ての学習の基盤となる基礎的・基本的な知識・技能を身に付けさせるとともに、習得した知識・技能を活用して、新たな価値を生み出す創造的・論理的思考力、物事の真理や意味等を追究する探究力を育成することが大切である」と示されている。
4 .
「東京2020大会は、全ての子供たちがオリンピック・パラリンピックに様々な形で関わることにより、自己肯定感や積極性を高めるとともに、体力の向上、国際理解の深化など、子供たち一人一人の心と体に人生の糧となる掛け替えのないレガシーを形成する絶好の機会である」と示されている。
5 .
「東京都の公立小・中学校の不登校者数は、平成25年度から増加に転じている。さらに、都立高校における中途退学者は、減少傾向にあるものの、定時制課程や専門高校などでは依然として高い割合にある。このため、学校と家庭、地域、企業等が連携し、一体となった教育を推進していくことが必要である」と示されている。
( 公立学校教員採用選考試験(教職教養) 令和元年度(R2年度採用) 共通問題 問23 )