看護師の過去問
第103回
午前 問55
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問題
看護師国家試験 第103回 午前 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者のエイジズムについて正しいのはどれか。
- 高齢者の価値を認めるものである。
- 高齢者の権利を擁護するものである。
- 高齢者を生活環境の違いで区別するものである。
- 高齢者という理由で不当な扱いをするものである。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . 高齢者の価値を認めるものである。
×不正解
この選択肢は高齢者に対するポジティブな面なので、不正解です。
2 . 高齢者の権利を擁護するものである。
×不正解
この選択肢は成年後見制度やノーマライゼーションに関わってきますが、エイジイズムとは関係ありません。よって、不正解です。
3 . 高齢者を生活環境の違いで区別するものである。
×不正解
この選択肢は高齢者に対するネガティブさを示しますが、生活環境は関係ありません。よって、不正解です。
4 . 高齢者という理由で不当な扱いをするものである。
〇正解
エイジイズムは「年をとっているという理由で高齢者たちを組織的に一つの型にはめ差別すること」を指します。高齢者だから、記憶力が悪い、認知力に問題がある、などが例です。
医療現場では高齢者の患者さんにタメ口で話をしたり、高齢に過剰な世話をする、といったことも挙げられます。よって、この選択肢が正解です。
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02
ロバート・パトラーによって1969年に提唱された言葉です。全ての年齢が当てはまりますが、狭義には高齢者が対象になることが多いため、一般的には「高齢者差別」とされることも多いです。よって、解答は4です。
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03
高齢者のエイジズム(年齢差別)とは、「高齢者という理由から、役に立たない無用なもの、あるいは能力の劣ったものといった否定的なステレオタイプでとらえ、差別する」ことです。
したがって、「高齢者」という理由だけで不当な扱いをし差別をしている 4が正解となります。
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