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看護師の過去問 第103回 午前 問89

問題

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思春期の続発性無月経について正しいのはどれか。2つ選べ。
   1 .
ストレスが誘因となる。
   2 .
乳房の発育は認められない。
   3 .
急激な体重の増減と関連する。
   4 .
妊娠を希望するまで治療対象にならない。
   5 .
診断基準の1つとして5か月以上の月経停止がある。
( 看護師国家試験 第103回 午前 問89 )
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この過去問の解説 (3件)

1
月経が止まってしまうことを「無月経」と言いますが、続発性無月経とは、「初月経2年以上経過していて、ほぼ規則的な月経となった後、3カ月以上月経がない状態」のことを言います。
無月経の原因はダイエットなどで急激に体重が減ったこと、そして原因不明とされるものがかなりの割合を占めています。原因不明とはいっても、その多くは思春期特有のストレスや精神的不安定さが影響したものと考えられます。また、その他多嚢胞性卵巣症候群や子宮内膜炎などの病気が原因となっている場合もあります。
治療法としては、無月経となっている原因が病気の場合、その病気を治療することとなります。その他、ストレスを溜めない生活を送る、適正な体重に戻す、などの治療法があります。その他、女性ホルモン剤の投与が行われる場合もあります。
1.ストレスが誘因となります。
2.原発性無月経は満18歳になっても初潮がない状態のことを言います。染色体異常や卵巣が正常に機能しないことなどが挙げられ、月経が来ないだけでなく、乳房や陰毛など女性的な発達も遅れていることが多くあります。この選択肢はどちらかと言うと、原発性無月経の特徴に近いと思われます。
3.急激なダイエットが原因となることも多くあります。
4.何らかの病気が隠れている場合もあります。また、無月経の症状を放置して月経がない期間が長くなると、卵巣などの機能が低下して妊娠しにくくなってしまうことがあります。
5.3カ月以上月経がない状態のことを言います。

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正解は、1と3です。

続発性無月経は、妊娠中または授乳中、閉経後以外で、順調だった月経が3か月以上月経がない場合をいいます。要因としては、ストレスや過労、過度のダイエットにより脳の視床下部機能の低下と他の疾患が考えられます。

2 乳房の発育や月経には、女性ホルモンの働きが必要である。続発性無月経は、エストロゲンのみ分泌されプロゲステロンの分泌が停止、もしくはどちらのホルモンの分泌停止がみられます。乳房の発育には、他のホルモンも関与します。よって、乳房の発育は影響しません。

4 治療法は、分泌の不足を補うホルモン補充療法が有効です。無月経は、放置期間が長引くほど卵巣機能が正常に働きにくくなります。毎月あった月経2~3か月無い場合は、婦人科を受診したほうが良いです。

5 診断基準は、3か月以上の月経停止です。

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続発性無月経はストレスや急激な体重減少などが誘因となります。3ヶ月以上の無月経であれば、続発性無月経と診断されます。したがって、1・3が正解、5は不正解です。

以下、他の選択肢が不正解である理由です。↓
2 乳房の発育は成長ホルモンなど、月経とは異なる他のホルモンも因子としてあるため、続発性無月経になっても発育はします。
4 無月経の期間が長くなると、重症化し治療が難しくなるため、早期の治療が必要です。

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