看護師の過去問
第103回
午後 問134

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問題

看護師国家試験 第103回 午後 問134 (訂正依頼・報告はこちら)

ジゴキシンの主な有害な作用はどれか。
  • 振戦
  • 不整脈(arrhythmia)
  • 聴覚障害
  • 満月様顔貌〈ムーンフェイス〉

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この過去問の解説 (3件)

01

1.×
 振戦は向精神薬の副作用で見られます。

2.○
 ジゴキシンは、主に心房細動のレートコントロールに使用される薬剤です。
 ジギタリス中毒では、除脈を引き起こす危険があり、内服している患者は定期的に採血し、ジギタリス血中濃度を測定します。

3.×
 聴覚障害が副作用として起こりうるお薬はたくさんありますが、ジゴキシンでは起こらないので消去できます。
 
4.×
 ムーンフェイスが起こる薬剤といえば、ステロイドです。

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02

ジゴキシンの副作用は徐脈性の不整脈、めまいや悪心、嘔吐、頭痛があげられます。

ですので設問の回答は2.が正答です。

他の選択肢である振戦は向精神薬、聴覚障害は抗生物質であるストレプトマイシン、満月様顔貌は副腎皮質ステロイドの副作用の一種です。

参考になった数1

03

正解、 2

ジゴキシンは主に心不全や頻脈の予防と治療、出産、ショック、急性中毒などに使用される薬剤です。

副作用には代表的なもので、ジキタリス中毒(不整脈)、非閉塞性腸間膜虚血(激しい腹痛、血便)、他にも食欲不振、悪心・嘔吐、視覚異常、眩暈、頭痛などがあります。

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