看護師の過去問
第103回
午後 問133

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問題

看護師国家試験 第103回 午後 問133 (訂正依頼・報告はこちら)

尿の回数が異常に多い状態を表すのはどれか。
  • 頻尿
  • 乏尿
  • 尿閉
  • 尿失禁

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この過去問の解説 (3件)

01

1.○
 尿が近い、回数が多いことを頻尿といいます。
 一般的には、一日8回以上です。
 夜間頻尿は、夜中に1回以上排尿のために起きなければならない状態のことをいいます。

2.×
 乏尿とは、一日の尿量が400mL以下の状態です。
 無尿は50 - 100mL/日以下となった場合をいいます。
3.×
 尿閉とは、膀胱内に尿が溜まっており尿意があるにもかかわらず、排尿ができない状態です。

4.×
 尿失禁は、自分の意思とは関係なく、尿漏れを起こしてしまう状態のことをいいます。

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02

1.〇
成人の排尿回数は1日4~6回。
一般的に日中8回以上・夜間1回以上トイレへ行くと、頻尿といわれていますが、人によって様々なので、何回以上という明確な決まりはありません。

2.✖
乏尿は一般に1日の尿量が300~500ml以下をいいます。

3.✖
尿閉は膀胱に尿がたまっていても、全く排尿でいないか排尿困難な状態をいいます。

4.✖
尿失禁は、自分の意思とは関係なしに尿が漏れてしまうことをいいます。腹圧性・切迫性・溢流性・機能性など複数の原因があり、それにより治療法が異なります。


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03

この問題では言葉の定義が大切です。

頻尿は尿の回数が8回/日以上を意味します。

乏尿は一日の尿量が400㎖以下に減少した状態をさします。

尿閉は膀胱に貯留する尿を体外にうまく排泄できないことを意味します。

尿失禁は自らの意思とは関係なく尿がもれてしまうことをさします。

この問題では尿の回数が多いことを問いていますから1.が正解です。

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