看護師の過去問
第104回
午前 問77

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問題

看護師国家試験 第104回 午前 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

タンパク合成が行われる細胞内小器官はどれか。
  • リボソーム
  • リソソーム
  • ミトコンドリア
  • Golgi〈ゴルジ〉装置

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:2. リボソーム

DNAの情報がメッセンジャーRNAに転写され、それを基にリボソームでアミノ酸が結合され、タンパク質が合成されます。


1. →核は、染色体を保有しています。遺伝子発現の制御と細胞周期中のDNA複製の媒介として働きます。

3. →リソソームは、生体膜につつまれた構造体で細胞内消化の場です。

4. →ミトコンドリアは、細胞の活動に必要なATPというエネルギーを供給しています。

5. →ゴルジ装置は、分泌性タンパク質をまとめて小包にして送り出す働きをしています。

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02

正解は2です。

1.誤り。核はDNAとRNAを有し、遺伝情報の伝達や保有をしています。タンパク質合成にはDNAとRNAが関与していますが、実際にタンパク質合成が行われる場所はリボソームです。

2.正解。リボソームはタンパク質合成を行います。

3.誤り。リソソームは異物や不要物の処理を行います。

4.誤り。ミトコンドリアはATP合成を行います。

5.誤り。ゴルジ装置は合成されたタンパク質を変性させ、分泌します。

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03

答えは2です。

これは細胞の構造と機能の関する問題です。

1、核:内部に染色体があり、DNAが含まれています。

2、リボソーム:DNAの情報がメッセンジャーRNAに転写され、タンパク質が合成されます。

3、リソソーム:細胞内物質の分解に関与しており、不要なものを消化します。

4、ミトコンドリア:ATP合成をする場です。またDNA、RNAを含んでおり、細胞質遺伝に関与しています。

5、ゴルジ装置:合成されたタンパク質を輸送する経路になっています。

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