看護師の過去問
第104回
午後 問149
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問題
看護師国家試験 第104回 午後 問149 (訂正依頼・報告はこちら)
ホルモンとその産生部位の組合せで正しいのはどれか。
- エリスロポエチン ―― 膵臓
- アドレナリン ―――― 副腎皮質
- 成長ホルモン ―――― 視床下部
- レニン ――――――― 腎臓
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この過去問の解説 (3件)
01
1のエリスロポエチンは、膵臓からでなく腎臓の尿細管間質細胞にて生成されるため誤りです。
2のアドレナリンは、副腎皮質ではなく副腎髄質から分泌されるため誤りです。
3の成長ホルモンは、視床下部ではなく視床下部前葉から分泌されるため誤りです。
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02
1:×
エリスロポエチンは、血液を作る働きのある骨髄へ働きかけ、赤血球の産生を促す作用のあるホルモンです。
膵臓ではなく、腎臓の尿細管周囲の細胞から分泌されます。
2:×
アドレナリンは交感神経が興奮した状態の際に分泌され、心拍数や血圧を上昇させる等の作用があります。
選択肢にある副腎"皮質"(副腎の表面部分)ではなく、副腎"髄質"(副腎の臓器中央部分の細胞)から分泌されます。
3:×
成長ホルモンは骨や筋肉の成長を促すホルモンです。
視床下部ではなく、脳下垂体前葉から産出されます。
視床下部と脳下垂体は位置的に近く、混同しがちなのでしっかり区別をつけましょう。
4:○
レニンは、血管を収縮させ、血圧を上げる作用を持つアンジオテンシンIIを産出させる作用を持ちます。
(肝臓で産出されたアンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンIへ変換させる)
腎臓の傍糸球体細胞から分泌されます。
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03
アドレナリンは副腎髄質から分泌され、血圧の上昇に関与します。
成長ホルモンは下垂体前葉から分泌されます。
レニンは腎臓の糸球体で分泌されます。
レニンアンギオテンシン・アルドステロン系と併せて覚えておくと便利です。
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