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看護師の過去問 第104回 午後 問199

問題

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Aさん(60歳、男性)は、統合失調症(schizophrenia)で20年前から抗精神病薬を服用している。常に口を動かしているため、何か食べていないか看護師が口の中を確認するが、何も口には入っていない。Aさんは「勝手に口と舌が動いてしまう」と言う。
Aさんに現れている症状はどれか。
   1 .
被害妄想
   2 .
作為体験
   3 .
カタレプシー
   4 .
遅発性ジスキネジア
   5 .
静座不能〈アカシジア〉
( 看護師国家試験 第104回 午後 問199 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1から3は統合失調症で見られる特徴的な症状となります。
4と5は抗精神病薬を摂取することで引き起こされる副作用症状です。
以上を踏まえて問題を見ていくと、常に口を動かしている動作が見られます。また口と舌が勝手に動いてしまうと訴えていることから不随的に動いていることが考えられます。

この症状を問題文の1から5に当てはめると、

1の被害妄想は統合失調症の症状の一つです。
狙われていると感じたり監視されているなど、他者から被害を受けるのではと感じることです。
2の作為体験は統合失調症の症状の一つです。
自分の行動や考えが他人によって操られていると感じることです。
3のカタレプシーは統合失調症の症状の一つです。
受動的にとらされた姿勢を保ち続け、自発的に動くことができない状態です。
4の遅発性ジスキネジアは抗精神病薬の副作用で、口が不随意的に動いてしまうことです。
5の静座不能は抗精神病薬の副作用で、足がむずむずしてじっとしていられない感覚に陥り、常に動いてしまうなどの症状があります。

4の遅発性ジスキネジアが正解となります。

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1
正解:4 . 遅発性ジスキネジア

解説:
遅発性ジスキネジアは、抗精神病薬を長期に服用していると起こりやすい副作用です。口の中に食べ物が入っていなくても、口周囲の不随意運動が起こります。

1 . 被害妄想:実際には被害を受けていないのに、誰かから直接被害を被ると考えることです。統合失調症の症状です。

2 . 作為体験:自分の考えや行動が他人に操られていると感じる体験です。統合失調症の症状です。

3 . カタレプシー:一定の姿勢をとらせられると、そのままの状態をとり続けることです。統合失調症の症状です。

5 . 静座不能〈アカシジア〉:抗精神病薬を長期に服用していると起こりやすい副作用です。足がムズムズして、じっとしていられない状態です。

0
正解は4です。

1.被害妄想は統合失調症の症状の一つです。
狙われている、監視されているなど他者から被害を被られると感じることです。

2.作為体験は統合失調症の症状の一つです。
自分の行動や考えが他人によって操られていると感じることです。

3.カタレプシーは統合失調症の症状の一つです。
受動的にとらされた姿勢を保ち続け、自発的に動くことができない状態です。

4.遅発性ジスキネジアは、長期的に抗精神病薬を摂取することで出現する副作用の一つです。
口周辺の不随意運動で、口の中をもぐもぐと動かし自分で止めることができません。

5.静座不能(アカシジア)は、長期的に抗精神病薬を摂取することで出現する副作用の一つです。
足がむずむずして、じっとしていることができず、歩き回ったり足ふみをしたりします。

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