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看護師の過去問 第104回 午後 問198

問題

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Aさん(28歳、初産婦)は、妊娠11週である。身長160cm、体重52kg(非妊時体重50kg)である。現在は身体活動レベルⅠ(非妊時は身体活動レベルⅡ)で妊娠経過は順調である。
現時点で非妊時と比べて食事に付加することが望ましいのはどれか。
   1 .
糖質
   2 .
葉酸
   3 .
蛋白質
   4 .
カリウム
   5 .
カルシウム
( 看護師国家試験 第104回 午後 問198 )
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この過去問の解説 (3件)

2
妊娠11週の妊婦は、妊娠悪阻のため食事摂取が十分に満たされない場合が多く、妊娠15週ころまでは必ず体重が増えるとは限りません。問題文にあるように、体重は非妊娠時より2㎏増えていますし、大きな問題とは捉えません。身体活動レベルが非妊娠時より落ちていることも考えると、体重増加は順調です。

①の糖質
体重増加が必ず見込まれる週数ではないですが、2㎏増加していることを考えると、経過は順調と考えます。そのため、この時期に糖質を付加すると、さらに体重が増える恐れがあります。また、妊娠期は高血糖に気を付けたいので、全期間を通じて、糖質は適量を守る必要があり、付加より制限が必要になることがあります。
②の葉酸
葉酸は、ビタミンB群の一種で、胎児の脳や神経の発達に異常をきたす「神経管閉鎖障害」の発症を予防します。妊娠する1ヶ月前から妊娠3ヶ月頃までの摂取が推奨されている栄養素です。
③のタンパク質
今現在の段階で体重増加が確認できているので、妊娠悪阻による食事制限があるとは考えにくいです。その為、食事は普通に取れていると考えます。このタイミングでのタンパク質付加の重要度は低いと考えます。
④のカリウム
カリウムは通常の食事により必要量が摂取できます。そのため、付加することによって必要量を超えることも考えられ、注意が必要です。
⑤のカルシウム
妊娠中のカルシウム摂取は必要です。今回は食事をとれていると考えられるため、付加する必要は低いと考えます。
よって正解は②です。

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0
正解:2 . 葉酸

解説:
葉酸摂取により、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減できます。妊娠1ヵ月以上前から3ヵ月までの間、サプリメント等も利用し、積極的に摂取することが望ましいです。

0
正解は2です。

1.Aさんの身体活動レベルは非妊娠時と比べて、ⅡからⅠへ低下しています。
また非妊娠時のBMIは標準レベルであり、現時点で糖質を付加する必要はありません。

2.妊娠初期(特に妊娠3か月頃まで)に葉酸が不足すると、神経管閉鎖障害が起こる可能性が高くなると言われています。
食事で十分な量が摂取できないことが多いため、サプリメントでも葉酸を摂取するようにします。

3.食事が摂取できていれば、特別に蛋白質を付加する必要はありません。

4.食事が摂取できていれば、特別にカリウムを付加する必要はありません。

5.カルシウムは妊娠中に不足しやすい栄養素ですが、食事が摂取できていれば特別に付加する必要はありません。

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