看護師の過去問
第105回
午前 問30

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問題

看護師国家試験 第105回 午前 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

腹部の検査の画像を以下に示す。
生体の代謝を利用した検査はどれか。
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この過去問の解説 (3件)

01

1.誤りです。この画像はレントゲン画像です。レントゲンはX線には強い物質透過性がありますが、臓器はこれを一部吸収します。吸収の度合いによって白黒の濃淡が表れます。画像として見る際は、吸収が多い部分は白く、吸収が少ない部分は黒くなります。

2.誤りです。この画像はCT(コンピュータ断層撮影)画像です。360°からX線を発して撮影し、コンピュータで再構成することで、身体の断層(=輪切りの画像)を見ることができます。

3.正解です。この画像はPET画像で、がんの検査などで使用されます。正常細胞よりも代謝が亢進しているというがん細胞の性質を活かし、その代謝の程度に応じた色が表れます。

4.誤りです、この画像は超音波画像です。人には聞こえない高周波の音波を発し、物質に当たり跳ね返ってきた音を画像に表します。エラストグラフィやカラードプラといった種類がいくつかあり、物質の硬さや物質の動きの方向などで色が表示されるものもあります。

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02

正解は3です。

1.誤り。レントゲン検査画像です。体内にX線を通過させ、平面撮影する検査で、画像はX線の吸収度により、白黒の濃淡で描画されます。

2.誤り。CT検査画像です。レントゲンと同様に体内にX線を通過させ、撮影する検査ですが、画像が断面像として立体的に描画されるのが特徴です

3.正解。PET検査画像です。FDGという放射性物質を静脈注射し、がん細胞がFDGを集積させる仕組みを利用し、その分布を描画します。

4.誤り。超音波検査画像です。超音波の反射波から画像を描画する検査です。設問の画像はカラードップラーで撮影されているもので、血流が速度によって異なる色で描画されます。

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03

1:レントゲン画像
2:CT画像
3:PET→糖代謝画像。がん細胞は正常細胞よりもブドウ糖を取り込むので、がん発見に有用です。
4:ドップラー

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