看護師の過去問
第105回
午前 問39

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問題

看護師国家試験 第105回 午前 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

針刺し事故対策で最も適切なのはどれか。
  • 針刺し部位を消毒液に浸す。
  • 注射針のリキャップを習慣化する。
  • 事故の当事者を対象にした研修を行う。
  • 使用済みの針は専用容器に廃棄することを徹底する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.誤りです。「医療機関における院内感染対策マニュアル 作成のための手引き(案) 更新版」では、針刺し部位は速やかに流水と石鹸で洗い流すと記述されており、消毒液に浸すことは言及されていません。
ただし、日本医師会が二次感染予防として流水洗浄後の消毒を提案しているように、院内医療安全マニュアルにて針刺し部の消毒が指示されることもあるので実施することもあります。

2.誤りです。リキャップの動作の過程で針刺し事故を招きやすいため、リキャップせずに医療廃棄物容器に破棄します。

3.誤りです。針刺し事故予防の研修は当事者だけでなく、針刺し事故を起こす可能性があるすべての人に行うべきです。

4.正解です。使用済の針は専用容器に破棄することを徹底することで事故を防ぐ事ができます。

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02

正解は4です。

1.誤り。針刺しによる曝露が発生した場合は、曝露部位を流水と石鹸で洗浄し、必要時予防内服や血液検査を行います。

2.誤り。注射針のリキャップは針刺し、事故に繋がります。使用後の針はリキャップせず、専用の廃棄ボックスに破棄します。

3.誤り。針刺し事故防止のため、研修は当事者のみならず全ての医療者を対象に行うことが望ましいです。

4.正解。

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03

針刺し事故防止には、何より予防することが大切になります。

・リキャップしないこと
・針捨てBOXの使用を徹底すること
・手袋をすること
・安全装置のついている針を使用すること
・病院全体に対して研修を行うこと

これらがあげられます。

針刺しが起きてしまったら、傷口をしぼりだして流水で洗います。
院内のルールに従って、すみやかに報告対処します。

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