看護師の過去問
第105回
午前 問40

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問題

看護師国家試験 第105回 午前 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

片麻痺のある患者の歩行介助で正しいのはどれか。
  • 患者の患側に立つ。
  • 靴底は摩擦が少ないものを準備する。
  • 杖を使用する場合は杖を持つ側で介助する。
  • 階段を昇る場合は患側下肢から昇るように指導する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.正解です。片麻痺のある患者は、自分で力を入れる事ができない患側にふらつくことが多いです。倒れやすい患側に立ち介助することが望ましいです。

2.誤りです。摩擦が少ない靴は滑りやすく、片麻痺患者にとっては転倒リスクが高まります。適度な滑り止めがついた踵のある靴が望ましいです。

3.誤りです。杖は健側で持つため、杖を持たない患側側にふらつくことがあります。患側側に立って介助することが望ましいです。

4.誤りです。階段を昇る時は、杖(健側で持つ)→健側下肢→患側下肢の順番で踏み込みます。介護者は患側後方から腰を支えるなどの介助を行います。
なお、降りる時は杖→患側下肢→健側下肢の順で踏み込み、患側前方から介助します。

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02

正解1はです。

1.正解。力が入り辛く転倒しやすい患側に立って、介助を行います。

2.誤り。摩擦が少ない靴底では転倒のリスクが高まります。したがって、滑り止めがついた物や靴底の面積が広いものを使用します。

3.誤り。転倒時は杖によって、体重が支えられていない側に体が傾くため、杖を持たない側で介助を行います。

4.誤り。階段の昇りは杖→健側下肢→患側下肢の順序で行います。下りは杖→患側下肢→健側下肢の順序で行います。

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03

患側に立ち、ふらつきなどがあった場合に支えられるようにします。
杖を持つことができる側=健側となるため、
杖をもっていない側から支える必要があります。
靴は摩擦が多いすべりにくいものを使用することで、転倒のリスクをさげることができます。
階段を患側からのぼると、転倒転落のリスクがあがってしまいます。

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