看護師の過去問
第105回
午前 問46
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問題
看護師国家試験 第105回 午前 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
慢性副鼻腔炎(chronic sinusitis)についての説明で適切なのはどれか。
- 1週間の内服で症状が軽減すれば受診の必要はない。
- 発症後1週は空気感染の危険性がある。
- 眼窩内感染を起こす危険性がある。
- 透明の鼻汁が特徴的である。
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この過去問の解説 (3件)
01
慢性副鼻腔炎では、長期にわたって抗菌薬を内服をすることがあります。
2.誤りです。
慢性副鼻腔炎は副鼻腔内で細菌繁殖するため、基本的に空気感染は引き起こされません。
3.正解です。
副鼻腔と眼窩は近い位置関係にあるため、細菌が眼窩まで及ぶと眼窩内感染を引き起こす可能性があります。
4.誤りです。
慢性副鼻腔炎患者の鼻汁は膿のような黄色〜緑色であることが多いです。また、粘稠度も高いです。
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02
1.誤り。慢性副鼻腔炎は慢性疾患であり、個人差はありますが、治療期間は長くなることが多いとされています。
2.誤り。細菌が上顎洞、篩骨洞、前頭洞に感染することによるもので、空気感染で感染することはありません。
3.正解。副鼻腔の炎症が眼窩内に広がることがあります。眼窩内感染を起こした場合は眼球や瞼の痛み、浮腫、頭痛などが症状として現れます。
4.誤り。膿状(黄色や緑色)の粘調性のある鼻汁が特徴です。
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03
●治療
薬物療法:1~2か月抗生物質を長期投与します。
●鼻汁:膿性のものが特徴的です。慢性期には白い粘調の鼻汁が認められます。
●痛み:頬から額にかけて痛みをかんじることがあります。眼近くの副鼻腔に炎症がおこることで、眼痛や視力障害をおこすことがあります。
また、嗅覚障害をおこす可能性もあります。
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