看護師の過去問
第105回
午後 問123
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
看護師国家試験 第105回 午後 問123 (訂正依頼・報告はこちら)
終末期に自分がどのような医療を受けたいかをあらかじめ文書で示しておくのはどれか。
- アドヒアランス
- リビングウィル
- セカンドオピニオン
- インフォームド・コンセント
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
リビングウィル
終末期における医療の選択について、事前に選択し指示する文章のことを言います。
意思表示できなくなった状況で、死の瞬間を延ばす延命措置を受けないという意思表示をします。
どのような医療を望むかを自分自身で決めることです。
ただし、生命維持に関わる措置は救命であり、延命措置ではありません。
1.アドヒアランスとは、患者さんが治療方針の決定に積極的に参加して、決定に添って治療を行うことをいいます。医師と薬剤師が中心となって服薬遵守に関する関りを行います。
患者さんが、積極的に参加することで、治療の中断を減らすことが期待できます。
3.セカンドオピニオンとは、患者さんが納得できる治療方法を選択できるように、現在診察を受けている医師とは別の違う医療機関の医師に意見を求めることを言います。
患者さんが納得のいく治療を受けるためにも必要な過程になります。
4.インフォームドコンセントとは、患者や家族が病状や治療について理解し、医療者も患者さんが説明をどのように受け止めて理解したか確認し、受ける医療を選択するために患者・家族・医療者などが情報共有し合意するプロセスです。
医療法に、「医師・歯科医師・薬剤師・看護師その他の医療の担い手は、は医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならない」と示されています。
(日本看護協会 インフォームドコンセントと倫理参照)
参考になった数1
この解説の修正を提案する
02
アドヒアランスは内服管理がきちんとできるかという意味で服薬遵守を意味します。
リビングウィルは尊厳死という考えから、生前にもしものときにどうしたいかという意思を表すものです。
セカンドオピニオンは診断されたこと、提示された治療方針が正しいか確認するために、異なる医師の考えを聞くこととされています。
インフォームドコンセントは説明と同意、説明されたことに対し理解、納得をして治療を受けることに同意をするという意味です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
アドヒアランス→服薬遵守
セカンドオピニオン→主治医とは別の医師の意見を聞くこと
インフォームドコンセント→十分な説明と同意
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問122)へ
第105回問題一覧
次の問題(問124)へ