看護師の過去問
第105回
午後 問166
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問題
看護師国家試験 第105回 午後 問166 (訂正依頼・報告はこちら)
認知症(dementia)の高齢者に対するノーマライゼーションで正しいのはどれか。
- 散歩を勧める。
- 決められた服を着るよう勧める。
- 重度の場合は精神科病棟に入院を勧める。
- 食べこぼしのあるときに箸を使用しないよう勧める。
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この過去問の解説 (3件)
01
ノーマライゼーションとは、障害者も健常者も同等の生活ができるよう支援することです。
2.本人の意思を尊重する必要があります。
3.精神科病棟への入院を勧めることはノーマライゼーションではありません。
4.箸を使わないようにするのではなく、どう工夫したらうまく箸で食べられるかを考える必要があります。
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02
ノーマライゼーションは障害者や高齢者などの社会的弱者が、他の人々と同じように共生できる社会をめざす理念のことです。本人の意思を尊重した関わりが必要です。
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03
ノーマライゼーションは、「社会で日々を過ごす一人の人間として、障害者の生活状態が、障害のない人の生活状態と同じであることは、障害者の権利である。障害者は、可能な限り同じ条件のもとに置かれるべきであり、そのような状況を実現するための生活条件の改善が必要である」とする考え方です。
(障害保健福祉研究情報システム(DINF)ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/glossary/Normalization.htmlより引用)
たとえ認知症の患者でも、そうでない人と同じように生活していく権利があるということになります。
2.決められた服を着るよう勧める。:本人の意思を尊重し、対応します。
3.重度の場合は精神科病棟に入院を勧める。:まずはその人が日常生活で自分でできることをなるべく活用できるような環境調整が必要です。
4.食べこぼしのあるときに箸を使用しないよう勧める。:食べこぼしによる栄養摂取状況への変化を観察、食べやすいよう大きさに切るなどの工夫を検討します。
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