看護師の過去問
第105回
午後 問215
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問題
看護師国家試験 第105回 午後 問215 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん(85歳、女性)は、1人暮らしで、他県に住んでいる長男家族がいる。腰部脊柱管狭窄症(lumbar spinal canal stenosis)と診断されているが、ゆっくりとした動作であれば日常生活が可能であり、畑で野菜をつくることを趣味としている。
Aさんから「尿が漏れて困ります。洗濯物が増えるので、干したり取り込んだりするのが大変です。どうしたらよいでしょうか」と相談を受けた。
看護師の対応で最も適切なのはどれか。
Aさん(85歳、女性)は、1人暮らしで、他県に住んでいる長男家族がいる。腰部脊柱管狭窄症(lumbar spinal canal stenosis)と診断されているが、ゆっくりとした動作であれば日常生活が可能であり、畑で野菜をつくることを趣味としている。
Aさんから「尿が漏れて困ります。洗濯物が増えるので、干したり取り込んだりするのが大変です。どうしたらよいでしょうか」と相談を受けた。
看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- テープ付き紙おむつを紹介する。
- 背もたれ付きポータブルトイレを紹介する。
- 介護保険の訪問介護を受けた方がよいと説明する。
- 下着の中に入れて使う尿失禁用パッドを紹介する。
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この過去問の解説 (3件)
01
→Aさんは自力にてトイレに行き、排泄が可能な為、テープ付き紙おむつは不適切です。テープ式紙おむつが適応なのは、床上にて生活し、安静が必要な場合や自力での腰の上げ下げ等が出来ず、排泄に介助が必要な場合です。
2 . ×背もたれ付きポータブルトイレを紹介する。
→ Aさんは自力にてトイレで排泄が可能な為、ポータブルトイレは不適切です。
3 . ×介護保険の訪問介護を受けた方がよいと説明する。
→Aさんはゆっくりであれば日常動作が可能で、農作業等も行える為、介護保険による訪問介護は不要です。
4 . ○下着の中に入れて使う尿失禁用パッドを紹介する。
→Aさんは尿漏れによって洗濯物が増えるのを気にされている為、尿失禁用のパットを勧めるのは適切です。
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02
1、Aさんは自力でトイレに行くことができるので、テープ付き紙オムツをすすめるのは不適切です。
2、トイレに行くことができるので、ポータブルトイレは不適切です。
3、Aさんはゆっくりとした動作であれば日常生活が可能なので、訪問介護は不適切です。
4、Aさんから「尿が漏れて困ります。洗濯物が増えるので、干したり取り込んだりするのが大変です。どうしたらよいでしょうか」という発言があるので、尿パッドを使用すれば、解決できると考えられます。
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03
テープ式紙おむつは臥床患者などに使用することが多いです。
Aさんはトイレに行くことができますので、テープ式だと装着が難しく不適切です。
2 .× 背もたれ付きポータブルトイレを紹介する。
トイレに行くことができますので、不要と考えます。
3 .× 介護保険の訪問介護を受けた方がよいと説明する。
Aさんはゆっくりとした動作であれば日常生活が可能であり、本問題では尿が漏れて洗濯物が増えることに困っているため、下着を汚さない方法を提案すれば解決できると考えます。
4 . ○下着の中に入れて使う尿失禁用パッドを紹介する。
尿が漏れて洗濯物が増えることに困っており、下着を汚さない方法として尿失禁用パッドが適切と考えます。
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