看護師の過去問
第105回
午後 問216
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問題
看護師国家試験 第105回 午後 問216 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん(85歳、女性)は、1人暮らしで、他県に住んでいる長男家族がいる。腰部脊柱管狭窄症(lumbar spinal canal stenosis)と診断されているが、ゆっくりとした動作であれば日常生活が可能であり、畑で野菜をつくることを趣味としている。
Aさんは、買い物の途中で急に強い腰痛が出現して動けなくなり、入院した。入院後1日。腰痛は軽減したが「また痛くなりそうで怖い。家に戻りたいけど心配です」と話す。
看護師の対応で最も適切なのはどれか。
Aさん(85歳、女性)は、1人暮らしで、他県に住んでいる長男家族がいる。腰部脊柱管狭窄症(lumbar spinal canal stenosis)と診断されているが、ゆっくりとした動作であれば日常生活が可能であり、畑で野菜をつくることを趣味としている。
Aさんは、買い物の途中で急に強い腰痛が出現して動けなくなり、入院した。入院後1日。腰痛は軽減したが「また痛くなりそうで怖い。家に戻りたいけど心配です」と話す。
看護師の対応で最も適切なのはどれか。
- 「痛くなれば、また入院して治療しましょう」
- 「入院が長引くと、もっと動けなくなりますよ」
- 「1人暮らしが心配なら息子さんと同居したらいかがですか」
- 「自宅でも痛みが強くならないような生活の工夫を考えましょう」
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この過去問の解説 (3件)
01
→Aさんは再び疼痛が生じるのではないかという痛みへの不安がある為、痛みが生じる事に対する対応を考える必要がある為、不適切です。
2 . ×「入院が長引くと、もっと動けなくなりますよ」
→Aさんは再び痛みが生じる事での不安があり、痛みに対して支援する必要がある為、不適切です。
3 . ×「1人暮らしが心配なら息子さんと同居したらいかがですか」
→一人暮らしでの不安ではなく、痛みに対する不安があるので適切ではありません。
4 .○ 「自宅でも痛みが強くならないような生活の工夫を考えましょう」
→Aさんは自宅退院を希望されているが、退院後の疼痛に関して不安がある為、自宅生活において疼痛が増強しない為の生活をともに考える事は適切です。
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02
1、Aさんは、「また痛くなりそうで怖い。家に戻りたいけど心配です」と言っているので、痛みを軽減する方法を考えることが必要です。よって、この発言は不適切です。
2、この発言はAさんの不安を増大させるだけなので、不適切です。
3、Aさんは「一人暮らしが心配」という相談はしていないので、この発言は不適切です。
4、日常生活の中でどのように腰痛が出現するのを予防していくのかを一緒に考えることは、Aさんが相談している内容に最も適していると考えられます。
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03
Aさんは「また痛くなりそうで怖い。」と言っています。痛くならないよう予防する方法を考えるのが適切と考えます。
2 .× 「入院が長引くと、もっと動けなくなりますよ」
不安を助長させるような発言だと考えます。家に戻りたい気持ちはありますので、その気持ちをサポートできる方法を考える必要があります。
3 . ×「1人暮らしが心配なら息子さんと同居したらいかがですか」
一人暮らしではなく、痛みに対する不安の相談ですので不適切です。
4 .○ 「自宅でも痛みが強くならないような生活の工夫を考えましょう」
腰痛が出現する姿勢や動作の指導、生活の工夫を考えることでAさんの不安や心配は軽減され、腰痛の予防行動も取れるため適切と考えます。
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