看護師の過去問
第106回
午後 問147

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問題

看護師国家試験 第106回 午後 問147 (訂正依頼・報告はこちら)

アルドステロンで正しいのはどれか。
  • 近位尿細管に作用する。
  • 副腎髄質から分泌される。
  • ナトリウムの再吸収を促進する。
  • アンジオテンシンⅠによって分泌が促進される。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。
1. アルドステロンは、腎遠位尿細管に働きます。
2. アルドステロンは、副腎皮質から分泌されます。
3.◯アルドステロンは、Naの再吸収・Kの排泄亢進を促し、血圧を上昇させる
  働きがあります。
4. アルドステロンは、アンジオテンシンⅡによって分泌が促進されます。

参考になった数3

02

1.× アルドステロンは腎遠位尿細管に働きます。
2.× 副腎髄質ではなく副腎皮質から分泌されます
3.〇 ナトリウムの再吸収によって循環血液量の増加と心拍出量、末梢血管抵抗が増加することで血圧が上昇します。
4.× アンジオテンシンⅠではなくアンジオテンシンⅡによって分泌が促進されます。

参考になった数1

03

血圧上昇のメカニズムとして、レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系があげられます。
アルドステロンとは、ホルモンの一種で副腎皮質から分泌され、このメカニズムに関与します。
アルドステロンはNaを体内に溜める働きがあり、これによって循環血液量が増加し、心拍出量と末梢血管抵抗が増加、つまりは血圧が上昇するのです。

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