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看護師の過去問 第106回 午後 問148

問題

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慢性閉塞性肺疾患( chronic obstructive pulmonary disease )について正しいのはどれか。
   1 .
残気量は減少する。
   2 .
%肺活量の低下が著明である。
   3 .
肺コンプライアンスは上昇する。
   4 .
可逆性の気流閉塞が特徴である。
( 看護師国家試験 第106回 午後 問148 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1.× 慢性閉塞性肺疾患は空気の排出が制限されますので、残気量は減少ではなく増加します。

2.× %肺活量が低下する疾患は拘束性換気障害のため、適切ではありません。

3.〇 肺胞壁が破壊されることで肺の弾性収縮力が低下し肺コンプライアンスが上昇します。

4.× 3の記載のように肺コンプライアンスが上昇し、不可逆性の気流閉塞が起こります。

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1
正解は3です。

1. 慢性閉塞性肺疾患では、呼気時胸郭がしぼめられて気道内腔がより狭くな
  るため、空気の排出が制限されます。よって、残気量は増加します。

2. %肺活量の正常値は80%以上です。%肺活量の低下がみられるのは拘束
  性換気障害であり、慢性閉塞性肺疾患では、1秒率の低下がみられます。

3.◯正解です。

4. 慢性閉塞性肺疾患では、肺コンプライアンスの上昇が起こり、不可逆性の
  気流閉塞がみられます。

1
慢性閉塞性肺疾患は閉塞性換気障害で、呼気が制限され一秒率が低下します。肺コンプライアンスは上昇し、不可逆性の気流閉塞が起こります。

%肺活量の正常値は80%以上です。%肺活量が低下する疾患としては肺繊維症などがあげられ、これを拘束性換気障害といいます。

肺コンプライアンスとは、肺(胸郭)のやわらかさを表す指標のことです。
間質性肺炎や肺線維症では、肺がかたくなるので、肺コンプライアンスが低下します。
慢性閉塞性肺疾患では、肺胞壁が破壊されることで肺の弾性収縮力が低下して、肺コンプライアンスが上昇して、息を速く吐くことができなくなります。

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