看護師の過去問 第106回 午後 問150

正解は、１　です。
配偶者暴力相談支援センターとは、DV防止および被害者の保護に関する第一線の行政機関です。各地方自治体の婦人相談所などがその機能を担っています。
配偶者からの暴力の防止および被害者の保護を図るために、相談やカウンセリング、各種情報提供、緊急時における安全の確保及び一時保護等を行っています。

配偶者暴力相談支援センターでは、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護を図るため
・相談や相談機関の紹介
・カウンセリング
・被害者及び同伴者の緊急時における安全の確保及び一時保護
・自立して生活することを促進するための情報提供その他の援助
・被害者を居住させ保護する施設の利用についての情報提供、その他の援助
・保護命令制度の利用についての情報提供、その他の援助
を行います。
一時保護については、婦人相談所が自ら行うか、婦人相談所から一定の基準を満たす者に委託して行うこととなります。
(内閣府男女共同参画局 より引用）

配偶者暴力相談支援センターは、各自治体が設置しているもので、緊急性が高いと判断された場合は、一時保護も行います。あくまで一時的な避難という形になるため、就労支援や生活保護を受けながら今後を考えるとなると、NPO法人などが運営しているシェルターを利用することになります。