看護師の過去問
第106回
午後 問167

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問題

看護師国家試験 第106回 午後 問167 (訂正依頼・報告はこちら)

老年期のうつ病( depression )に特徴的な症状はどれか。
  • 幻覚
  • 感情鈍麻
  • 心気症状
  • 着衣失行

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1 .
幻覚は統合失調症の知覚障害に当てはまります。

2 .
統合失調症の感情障害の中に感情鈍麻があげられます。

3 .心気症、正解です。
うつ状態の症状には思考の異常として、微小妄想があります。その微小妄想の中に、自分ががんなどの重い病気であると信じている心気妄想(心気症)があります。それ以外にも、自分が生きていると皆の迷惑になると考える罪業妄想、自分はお金がないので将来飢え死にしてしまうと考える貧困妄想などが有名です。

4 .
着衣失行は、高次脳機能障害で出現します。

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02

正解は、3です。
1. 幻覚は、統合失調症の知覚障害として挙げられます。

2. 感情鈍麻は、統合失調症の陰性症状として挙げられます。

3.◯正解です。老年期のうつ病に特徴的なものとして、身体的症状や不安、焦燥感などの訴え(心気症状)が多いことが挙げられます。

4. 着衣失行は、高次脳機能障害の症状です。

参考になった数0

03

心気症状は老年期のうつ病に特徴的で、体の不調を訴えます。その他の特徴としては、一見軽症にみえて長引くことや再発しやすいことがあげられます。
うつ病の症状として、感情鈍麻がありますが、老年期のうつに特徴的なわけではありません。

幻覚は統合失調症の症状です。
着衣失行は高次脳機能障害でみられます。

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