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看護師の過去問 第106回 午後 問166

問題

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高齢者施設に入所中のAさん(78歳、女性)は、長期間寝たきり状態で、便秘傾向のため下剤を内服している。下腹部痛と便意を訴えるが3日以上排便がなく、浣腸を行うと短く硬い便塊の後に、多量の軟便が排泄されることが数回続いている。既往歴に、消化管の疾患や痔( hemorrhoid )はない。
Aさんの今後の排便に対する看護として最も適切なのはどれか。
   1 .
直腸の便塊の有無を確認する。
   2 .
止痢薬の処方を医師に依頼する。
   3 .
1日の水分摂取量を800mL程度とする。
   4 .
食物繊維の少ない食事への変更を提案する。
( 看護師国家試験 第106回 午後 問166 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は1です。

1.正解です
直腸にある便塊を確認することで、排便コントロールが適切かの判断材料になります。

2.
下痢が続いている訳ではないため、現在は止痢薬の必要はないと考えます。

3.
成人の1日の水分量は2,000mLが目標となっています。800mlだと水分摂取量が少し少ないです。

4.
腸蠕動を促すためにも、食物繊維を含む食事を積極的に摂ります。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解は1です。

1.◯問題文中より、「浣腸を行うと短く硬い便塊の後に、多量の軟便が排泄さ
  れる」とあることから、硬便が軟便の排泄を阻止している可能性がありま
  す。まずは直腸の便塊の有無を確認します。

2. 止痢薬を使用すると、腸蠕動運動がさらに低下してしまう恐れがありま
  す。先に、今後の下剤の使用について検討する必要があります。

3. 適切な水分摂取は、腸の水分吸収を促進させ排便を促します。一日水分摂
  取量800mlだと、水分量が足りずに硬便になってしまう可能性がありま
  す。

4. 食物繊維は、腸粘膜に適度な刺激を与え、腸管の蠕動運動を高める効果が
  あります。その他、寝たきりの患者に対しての腹部マッサージも効果的で
  す。

0
まずは直腸の便塊の有無を確認して、排便コントロールを評価します。
禁忌でなければ、1日2000mlの水分摂取を促し、食事に関しては食物繊維をとるように心がけてもらいます。

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