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看護師の過去問 第106回 午後 問231

問題

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Aさん(78歳、男性)は、尿路感染症( urinary tract infection )による敗血症( sepsis )で入院し、5日が経過した。中心静脈ラインから輸液ポンプを使用して乳酸加リンゲル液が投与され、その側管からシリンジポンプを使用してノルアドレナリンが投与されている。

看護師はノルアドレナリンの投与量を医師の指示書で確認した。指示書には、午前6時に2mL/時間から1mL/時間へ投与量の減量の指示が記載されていたが、午前9時の投与量は2mL/時間のままであったことに気が付いた。
このときのAさんに対し看護師がアセスメントする項目で優先度が高いのはどれか。
   1 .
血圧
   2 .
尿量
   3 .
血糖値
   4 .
呼吸数
( 看護師国家試験 第106回 午後 問231 )
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この過去問の解説 (3件)

0
正解は1です。


1 . 血圧は〇
指示された時間より多く昇圧剤が投与されていることになるため、血圧上昇が考えられます。


2 . 尿量は×
昇圧剤は尿量を変化させますが、昇圧を目的とする薬剤であるためこれは適しません。


3 . 血糖値は×
昇圧剤は血糖値を変化させますが、今回は昇圧を目的としているため適しません。


4 . 呼吸数は×
昇圧剤は呼吸数を変化させますが、今回は昇圧を目的としているため適していません。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解1.血圧


ノルアドレナリン

各疾患もしくは状態に伴う急性低血圧、ショック時の治療に使用します。

昇圧目的で投与されていますので、減量指示を3時間見逃しているので、血圧の上昇に注意が必要です。
最も優先度が高くなります。



2.尿量は、血圧の変動や心臓・腎臓の状況で変化する可能性があります。今回の指示の見逃しによるアセスメントとしては、優先度は高くありません。


3.血糖値については、今回の指示の見逃しによるアセスメントとしては、優先度は高くありません。



4.呼吸数は、血圧の変動や心臓・肺の状況で変化する可能性があります。今回の指示の見逃しによるアセスメントとしては、優先度は高くありません。

0
1. 〇
敗血症性ショックに対する昇圧治療として投与が行われているため、血圧の確認は優先度として一番高いです。

2.✖
ノルアドレナリンは尿量の増減に作用しますが、敗血症での昇圧を目的としているので、アセスメントとしては血圧の方が優先度が高いです。

3.✖
ノルアドレナリンには血糖値を上昇させる作用がありますが、敗血症での昇圧を目的としているので、アセスメントとしては血圧の方が優先度が高いです。

4.✖
ノルアドレナリンは呼吸数の増減へ作用しますが、敗血症での昇圧を目的としているので、アセスメントとしては血圧の方が優先度が高いです。

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