看護師の過去問
第107回
午後 問133

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問題

看護師国家試験 第107回 午後 問133 (訂正依頼・報告はこちら)

母体から胎児への感染はどれか。
  • 水平感染
  • 垂直感染
  • 接触感染
  • 飛沫感染

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この過去問の解説 (3件)

01

解答、2
病原体の感染経路が母体から子供へとゆくものを垂直感染といい、さらに以下の3種類があります。
・経胎盤感染・・・胎盤を介して病原体が胎児の血液に混入するもの
・産道感染・・・産道や母体血中にいる病原体が分娩時に感染するもの
・母乳感染・・・母乳を介して病原体が感染するもの
×1、水平感染とは、感染した動物やヒトから不特定多数のヒトへ感染することです。水平感染には、直接感染と媒介感染があります。
×3.接触感染・・・直接感染のうち、病原体との直接的、もしくは間接的な接触により感染する物をいいます。
×4.飛沫感染・・・直接感染のうち、口からまき散らされる粒子による感染のことをいいます。

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02

正解は 2 です。

病原体が母親から子供へと母子感染することを、垂直感染と言います。

×1. 水平感染とは、母子感染以外の人から人、
   または動物から人への感染のことを言います。

×3. 接触感染とは水平感染の一つで、
   感染者に直接接触して感染することを言います。
   梅毒、淋病、破傷風などがあります。

×4. 飛沫感染とは水平感染の一つで、
   咳やくしゃみのしぶきを吸い込み感染することを言います。
   インフルエンザ、かぜ、百日咳などがあります。

水平感染には他に、
空気中を漂う微細な粒子を吸い込み感染する「空気感染」と、
汚染された食品・血液などを介し感染する「媒介物感染」があります。
結核・麻疹・水痘などが空気感染、
コレラ・食中毒・ウイルス性肝炎などが媒介物感染です。

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03

1 感染源から周囲にひろがるもので、接触感染、飛沫感染、空気感染、媒介感染の4つに分類されます。

2 妊娠中や出産時に、病原体が母体から子供に感染することをいいます。

3 感染源に直接接触して、感染することをいいます。

4 咳やくしゃみなどで出た飛沫を吸い込むことで、感染することをいいます。

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