問題 このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 文字サイズ 特大 出血傾向を考慮し手術前に投与の中止を検討するのはどれか。 1 . アドレナリン 2 . テオフィリン 3 . ワルファリン 4 . バンコマイシン ( 看護師国家試験 第107回 午後 問134 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ 次の問題へ
この過去問の解説 (3件) 2 解答、3 ワルファリンは、血液凝固因子(プロトロンビン)生成阻害薬で、血栓予防の目的で使用されることが多く、心疾患を持つ患者では常用していることが多い薬です。侵襲の大きな手術前は中止を検討します。 ×1、血管を収縮させる作用があります。 ×2.気管支拡張作用、呼吸中枢刺激作用があり、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に用います。 ×4.グリコペプチド系抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害し殺菌的に作用します。MRSAに有効な薬剤として知られますが、近年、耐性菌が出現してきています。 参考になった この解説の修正を提案する 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 0 正解は 3 です。 ×1. アドレナリンは血管収縮を促す薬で、気管支喘息の気道拡張や、 アナフィラキシーなどによるショック時などに使用します。 血液凝固作用はありません。 ×2. テオフィリンは気道拡張を促す薬で、 気管支喘息やCOPDでの呼吸困難に対し、使用します。 血液凝固作用はありません。 ○3. ワルファリンは、 血液凝固因子であるプロトロンビンの生成を阻害する抗血栓薬で、 内服すると血液の凝固を阻害し、出血傾向となるため、 常用している患者には手術前に投与の中止を検討します。 ×4. バンコマイシンはペプチド系の抗菌薬で、 MRSAの感染に対する治療に使用します。 血液凝固作用はありません。 参考になった この解説の修正を提案する 0 1 血管収縮薬の一種です。 2 気管支拡張薬の一種です。 3 抗凝固薬の一種です。経口薬で持続性の抗凝固薬作用に用います。効果発現は12時間から1日、持続時間は2,3日であるため、手術前に投与を中止します。 4 抗生物質の一種です。 参考になった この解説の修正を提案する 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。