看護師の過去問
第107回
午後 問135
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問題
看護師国家試験 第107回 午後 問135 (訂正依頼・報告はこちら)
インドメタシン内服薬の禁忌はどれか。
- 痛風( gout )
- 膀胱炎( cystitis )
- 消化性潰瘍( peptic ulcer )
- 関節リウマチ( rheumatoid arthritis )
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この過去問の解説 (3件)
01
インドメタシンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一つです。鎮痛、解熱、抗炎症作用を持ちます。炎症物質であるプロスタグランジン類の産生抑制により効果を発揮します。しかし、プロスタグランジンには胃の保護作用や止血作用があるため、NSAIDsの副作用として、消化性潰瘍や出血傾向などがみられます。そのため、消化性潰瘍のある患者への投与は禁忌です。
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02
インドメタシンとは非ステロイド性消炎・鎮痛剤で、
関節リウマチ・変形性関節症による疼痛軽減、
手術後の炎症や腫脹の緩解を目的に使用される薬です。
痛風は高尿酸血症による関節炎で、
インドメタシンは痛風発作に対する鎮痛作用も期待できます。
また、膀胱炎や前立腺炎の炎症による症状を鎮める効果もあり、
インドメタシンは補助治療薬として用いられています。
消化性潰瘍の患者、アスピリン喘息の患者、妊婦などの使用は、
胃粘膜防御能が低下し消化性潰瘍が悪化するおそれがある・
重症喘息発作を誘発することがある・羊水過少症や早産の危険がある
などの理由で禁忌とされています。
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03
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