看護師の過去問
第107回
午後 問152

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問題

看護師国家試験 第107回 午後 問152 (訂正依頼・報告はこちら)

学習支援として、集団指導よりも個別指導が望ましいのはどれか。
  • 小学生へのインフルエンザ予防の指導
  • 塩分摂取量が多い地域住民への食事指導
  • ヒト免疫不全ウイルス< HIV >感染者への生活指導
  • 3~4か月児健康診査に来た保護者への離乳食の指導

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この過去問の解説 (3件)

01

解答、3
個別指導のメリットは、患者一人ひとりにあった指導ができることです。HIV感染者への指導ではプライバシー保護の目的からも個別指導が望ましいです。
×1.集団感染が起きやすいインフルエンザ予防の知識は、集団で広く知識を持ってもらう必要があります。
×2.地域の食生活について一般的な知識の普及を行い、必要に応じて個人へ向けた指導をする方が効果的です。
×4.健康診査へきている保護者へ一般的な知識の提供方法としては集団指導が効率的です。

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02

正解は 3 です。

個別指導と集団指導では、それぞれメリット・デメリットがあります。

〈個別指導〉
メリット:プライバシーに配慮でき、医療行為などの指導がしやすい等
デメリット:対象者が多いと時間がかかる・競争心が得られない等
〈集団指導〉
メリット:グループワークや演習ができる・共感し励まし合える等
デメリット:対象者に合わせた細かい指導ができない等

小学生・地域住民・保護者は対象者が多く、
また、インフルエンザ予防・食事や離乳食内容に関する指導は、
一般的な知識の提供から行うことが効率も良いため、
まずは集団指導を行い、その後必要に応じ、個別指導を行うと良いです。

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03

1 小学生へのインフルエンザ予防指導は集団指導で広く認識してもらう必要があります。

2 塩分摂取量が多い地域での食事指導は集団指導を行います。

3 HIV患者の生活指導では個人情報の保護のため、個別指導が望ましいです。

4 離乳食の進め方についての指導は集団指導を行います。

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